「平壌冷麺のような映画」賛否ある『君たちはどう生きるか』、韓国で早々と観客動員数100万人突破

2023年10月31日 映画

賛否両論だが、公開から1週間も経たず観客動員数100万人を突破した。

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宮崎駿監督の10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』が韓国公開され、6日目で観客動員数100万人を突破するヒットを見せている。

『君たちはどう生きるか』は、時間と空間を超越した神秘的な世界に偶然足を踏み入れた少年「眞人」が、ミステリーな「アオサギ」に出会って繰り広げられる時空超越ファンタジー。韓国では10月25日に公開された。

公開前から60%を超える圧倒的な前売り率を記録した『君たちはどう生きるか』は、公開初日に25万5230人の観客を動員。初週の累計観客数は94万7970人で、超高速の100万人突破が予想されていた。

封切り6日目で100万人を突破した『君たちはどう生きるか』は、韓国で公開されたスタジオジブリ映画史上、最短期間での100万人突破作品となった。

『君たちはどう生きるか』
(画像提供=メガボックス中央)『君たちはどう生きるか』

過去作品では『ハウルの動く城』(2004年、10日目に突破/最終261万人)、『崖の上のポニョ』(2008年、12日目に突破/最終151万人)、『借りぐらしのアリエッティ』(2010年、21日目に突破/最終106万人)が上位だった。

ただ『君たちはどう生きるか』を観覧した観客の賛否は分かれており、各種映画コミュニティでも様々な舌戦が繰り広げられている。

特に亡くなった妻の妹(義理の妹)と再婚・妊娠というテーマに、多くの観客が驚愕したという反応を見せている。韓国の情緒に合わない部分、難解な内容などで酷評もある。

それでも「好き嫌いが分かれる映画だと聞いたが、観客が各自の思い通りに解釈してみると何度も見たい映画」「平壌冷麺のような映画」「最初は多少難しいが、少しずつ理解ができて複雑なパズルを解く感じ」「理解しにくい評価があるが、それにもかかわらず絵柄と特有の感性だけで十分に見どころのある映画」といった高い評価も存在する。

『君たちはどう生きるか』側は「CGVの実際に観た人たちの評価EGG指数は66%から70%に上昇し、雰囲気が反転している」と伝えた。

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