ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕まで残り50日を切った。お隣・韓国では選手村で代表選手の公開トレーニングが行われるなど、“五輪シーズン”の空気が一段と濃くなっている。
そんな韓国のウィンタースポーツ界で静かに注目を集めているのが、スピードスケート・ショートトラックの女子選手ノ・アルムだ。
ノ・アルムは1991年12月18日生まれの34歳。ジュニア時代には2008~2009年に世界選手権2連覇を果たしており、成人代表でも2020年の四大陸選手権女子3000mリレーで金メダルを獲得した実力者だが、現在までオリンピック出場経験はない。
今年4月にはミラノ・コルティナ冬季五輪出場をかけた代表選抜戦が行われたが、出場権を得られる総合5位以内には届かなかった。それでも総合8位で代表候補入りし、現在も選手村で日々トレーニングを積んでいる。
そんな彼女は自身のインスタグラムで積極的にファンと交流しており、最近も公開トレーニングの写真を投稿した。「競技場ではない場所でファンと一緒に交流し、応援を受けたこのイベントは、自分の選手生活においてとても記憶に残ると思います」と感謝を綴っていた。
競技面以外では2021年8月に結婚し、2022年にはドラマ『メンタルコーチ チェガル・ギル ~癒やしのエール~』で女優デビューもしたことがあるノ・アルム。SNSではプライベートの風景もたびたび公開し、モデルさながらの美貌でファンを虜にしている。
30代半ばながら現在も競技の第一線で活躍を続けるノ・アルム。候補メンバーではあるものの、世界が注目する舞台で彼女が氷上に立つ姿は見られるのか、今後も注目を続けたいところだ。
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