韓国の映画ファンが評価する「ジブリ作品」ベスト10を一挙公開

2019年03月29日 社会

2016年に公開されたスタジオジブリの『レッドタートル ある島の物語』。

その公開を記念して、同作公式ホームページでは「スタジオジブリ総選挙」が行われた。

中間発表では、スタジオジブリの長編劇場用映画全21作品の中から『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』の5作品が上位にランクイン。

そして最終結果では『千と千尋の神隠し』が1位に輝いている。

韓国人に愛されるジブリ作品

実は、スタジオジブリの作品は韓国でも長く愛され続けている。はたして韓国人が最も愛する作品はなんだろうか。

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韓国最大のポータルサイト「NAVER」の映画セクションで映画ファンが各作品につけている評点をもとに、ベスト10を抽出した。作品の候補は「スタジオジブリ総選挙」の候補作品と同じである。

まず、10点満点中8.81点で10位にランクしたのは、『ホーホケキョ となりの山田くん』。

「この作品より温かいアニメが他にいるだろうか」「落書きのような絵柄が親しみやすさを与える」といったコメントが寄せられている。

9位は、8.84点の『思い出のマーニー』だった。

ネットでは「アナ雪よりこの作品が100倍良い」「ジブリならではの美しい映像と音楽、不思議なストーリーまで。癒しの時間でした」と、高く評価されている。

8位は、8.97点の『魔女の宅急便』。

映画『魔女の宅急便』韓国版(再上映)ポスター

「結末が少し残念だが、面白いし、純粋な感じがとても良かった」「80年代の作品とは信じがたいクオリティー」と好評だが、なかで最も“いいね!”が多いコメントは圧巻だ。そのコメントとは、「借りたモップはとうとう返さなかった…」。

7位は、9.1点を記録した『ハウルの動く城』である。

映画『ハウルの動く城』韓国版ポスター

「私の初恋はハウルでした」「何回見ても飽きない」「これを見るまではアニメを馬鹿にしていたが、これは確かに“映画作品”だった」といたコメントがたくさん寄せられている。

韓国では観客動員数300万を超える大ヒットとなった、記念すべき作品だ。

6位にランクしたのは、9.12点の『耳をすませば』。

映画『耳をすませば』韓国版ポスター

「男子高校生も微笑みを浮かべながら見た名作」「“純粋”とは何かを感じられる」といったコメントが見受けられた。

5位は、9.23点で『となりのトトロ』に。

映画『となりのトトロ』韓国版(再上映)ポスター

“ジブリを代表する作品の一つ”として名を知られる同作品は、韓国でも意外にファンが多い。

「1988年作にしては素晴らしすぎる作画。最近作られたと言ってもまったく違和感なし」と、作品のクオリティに感動する人も少なくなかった。

「宮崎駿監督生涯の力作」と評される1位は

4位となったのは、9.26点を得た『風の谷のナウシカ』。

「ジブリの名作。面白さとメッセージ性をうまく取り揃えている」「恐れ多くて評価することすらできない」と、かなりの高評価だ。

3位は、9.3点の『天空の城ラピュタ』。

ネット民からは、「日本という国を見直すきっかけになった作品」「これを見てからしばらくの間、雲ばかり見上げることになる」というコメントが寄せられている。

韓国ではあの「バルス」でツイッターが盛り上がらないことが残念な限りだ。

2位となったのは、9.33点の『もののけ姫』。

コメント欄を見てみると「死ぬ前にこんな作品を見ただけで幸せです」「今まで見たなかで最も意味深い作品」「私なんかが点数をつけていい作品ではない」といったコメントが並ぶ。

映画『もののけ姫』韓国版ポスター

1位に輝いた作品は、9.37点で『千と千尋の神隠し』だ。

映画『千と千尋の神隠し』韓国版(再上映)ポスター

「何度見ても泣いてしまう」「日本最高のアニメ映画」「宮崎駿監督生涯の力作」「今まで製作されたどのアニメも、『千と千尋』を超える作品はなかった」と大好評を得ている同作は、2002年韓国で公開され、日本アニメ映画では初めて観客数200万人を突破した。

2015年には再公開され、観客動員数8万5000人を記録。ジブリの中でも特に根強いファンが多い作品である。

ちなみにワースト作品も紹介しよう。

ジブリ作品の評点が全体的に8.0~9.0点をキープするなか、6.66点にガクッと落ちた作品は『火垂るの墓』だった。そして『コクリコ坂から』が6.08点、『ゲド戦記』が5.16点を記録。

そして最も評価が悪かった作品は、4.54点の『風立ちぬ』である。

映画『風立ちぬ』韓国版ポスター

ネットでは「失望した」「韓国でこんな映画が公開されたのは悲劇」と、酷評。「日本の右翼映画だ」との批判とともに、累計観客動員数10万人という低調な成績を残した作品となっている。

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