日本も中国も選ばれているのに…サッカーW杯の審判、韓国がまた“0人”の屈辱「K-審判の恥ずかしい現実」

2025年12月19日 サッカー #サッカーW杯

「次のワールドカップでは、必ず…」

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2010年の南アフリカW杯のチョン・ヘサン副審を最後に、韓国は「ワールドカップ審判」を輩出できていない。

主審に限れば、2002年日韓W杯のキム・ヨンジュ審判が最後で、実に23年前のことになる。

ワールドカップが近づくたびに、韓国サッカー協会は「次の大会こそはW杯審判を輩出する」と誓ってきたが、2026年北中米W杯でも状況は変わらなかった。

北中米W杯に向け、来年2月にカタール・ドーハで開かれるアジアサッカー連盟(AFC)・アフリカサッカー連盟(CAF)・オセアニアサッカー連盟(OFC)審判セミナーの最終候補者リストに、韓国の審判は1人も名を連ねなかった。

Kリーグでは高い能力を評価されているキム・ジョンヒョク審判が15人の予備候補に入ったものの、最終候補10人には選ばれなかった。日本の荒木友輔、中国の馬寧といった顔なじみの審判が選出されたのとは対照的だ。

韓国の審判は、今年開催されたU-20ワールドカップにも招待されなかった。2019年ポーランド大会、2023年アルゼンチン大会に続き、3大会連続で「0人」だ。国際舞台において、韓国審判の評価は依然として厳しい。

審判
(写真提供=OSEN)

カタールW杯を終えた2022年12月、韓国サッカー協会のムン・ジンヒ審判委員長は「2026年W杯では韓国人審判を輩出するという課題を抱えている。目標に近い候補群を絞り、継続的に教育・管理して本大会に進出できるよう努力する」と語っていたが、その約束は果たされなかった。再び4年後を期すしかない状況だ。

今年のKリーグでは、審判問題が最大の悩みの種だった。理解に苦しむ誤審が1部・2部を問わず頻発し、リーグの質を低下させる要因となった。

シーズン終盤には、人種差別や無断インタビューをめぐる問題で、再び批判の俎上に載った。1年を通してリーグを騒がせた「K-審判」は、実力だけで勝負するワールドカップの舞台から姿を消した。

国際審判として活動する個々の力量も重要だが、協会レベルでの長期的なロードマップの補完も必要に見える。協会はW杯審判輩出のため、継続的にさまざまなプログラムを運営してきたが、失敗が続いているのが実情だ。実効性に欠けるとの指摘は避けられない。

より効果的かつ精緻で、国際基準に合致したレベルのプロジェクトが、いま求められている。

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