ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが公開したクリスマス記念動画が注目を集めている。
バイエルンは12月15日、今年1年間を振り返りながらクリスマスを祝う映像を公開。所属選手たちは自国の言語でメッセージを寄せているなか、韓国代表DFキム・ミンジェは「(シーズン)前半戦が終わりましたが、応援してくださりありがとうございます。クリスマスと年末を楽しく過ごし、新年も良い年になりますように」と語った。
問題視されているのは、キム・ミンジェの背後に表示された文字が韓国語ではなく、日本語だったという点。同クラブには日本代表の伊藤洋輝も所属しており、ポジションも同じくディフェンダーだ。意図的に日本語字幕を入れたわけではないとみられるが、キム・ミンジェ本人や韓国のファンにとっては、決して気持ちのいい出来事ではない。キム・ミンジェは2023年7月にバイエルン・ミュンヘンへ加入しており、すでに2年5カ月が経過している。それだけに、今回のミスはより一層戸惑いを招くものとなった。
なおキム・ミンジェは今年5月、バイエルンのリーグ優勝を祝う動画のサムネイルから外され、韓国のサッカーファンの間で議論を呼んだこともある。その後、キム・ミンジェを含めた形で再投稿されたが、クラブに対する批判の声は現地でも上がった。
キム・ミンジェをめぐるバイエルン・ミュンヘンのこうしたミスが繰り返されている点は、やはり残念と言わざるを得ない。
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