韓国女性ラッパーのJvcki Waiが、音楽プロデューサーで元恋人のVangdaleからDVを受けたと告発し、注目を集めている。
Jvcki Waiの所属事務所AOMGの関係者は12月15日、「Jvcki Waiが最近、SNSに投稿した内容については把握しており、注視している。ただし、現時点では具体的な事実関係を確認している段階だ」と本サイト提携メディア『OSEN』に明かし、慎重な姿勢を示した。
Jvcki Waiは12日、元恋人から暴力を受けたと投稿。特に、顔や体の痣の写真も公開しており、大きな衝撃を与えた。
これについてJvcki Waiは「2週間、外に出られなかった」「さっきは1時間も家のドアを叩かれ、暗証番号を押され、殴られた日も家から出させてもらえなかった。完全に別れるには、この方法しかなかった。投稿してからは連絡が来なくなった」と説明。安全に別れるため、やむを得ず暴露に踏み切ったと主張している。
さらに、暴行を加えた相手のものとみられるメールや音声メッセージなども併せて公開している。この過程で、VangdaleがSNSを通じて暴言を交えながら自身の潔白を主張する投稿を行い、相手の身元が特定される形となった。
VangdaleはDV疑惑について「暴れていたのを止める過程で怪我をした写真を使って、人を悪者に仕立て上げている」として否定した。
対してJvcki Waiは14日、「私が何度も殴られてボロボロになって、頬を叩いたことは認める。でも、99%殴られて罵倒されたのは私なのに、あなたがやられたことだけを切り取って載せて、私をどん底に落とそうとしたんだね」とSNSに追加で投稿し、再反論した。
このほか、Jvcki Waiは、監禁や凶器による脅迫もあったと主張。相手の所属事務所に被害を伝え、謝罪を受けたものの、情に流されて再び関係を続けてしまったことを後悔しているとも明かしている。
なお、Jvcki Waiはアンダーグラウンドで活動したあと、2016年に初のEP『EXPOSURE』をを発表し、正式にデビュー。現在はAOMG所属のアーティストとして活動している。Vangdaleは、ラッパーのSik-Kが設立したKC所属のプロデューサーだ。
Jvcki WaiとVangdaleは、今年7月に発表されたJvcki Waiのフルアルバム協業しており、Vangdaleが全曲のプロデュースを担当していた。それ以前の2月には、2人でコラボレーションシングル『Spoil U』も発表している。
(記事提供=OSEN)
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