今度はカン・ジファンだ。韓国芸能界が再び性的暴行事件で疲弊している。
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俳優カン・ジファンは7月9日午後10時50分頃、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法上の準強姦容疑で緊急逮捕された。
カン・ジファンは同日、所属事務所の職員たちと会食をした後、京畿道・広州(クァンジュ)にある自宅で2次会をしていたことがわかった。
カン・ジファンは酒を飲んだ後、寝ているAさんを性暴行し、Bさんにわいせつな行為をした疑いを受けている。当時Aさんは友人に、テキストメッセージで「カン・ジファンの家で酒を飲んで閉じ込められている」と送り、通報を促していた。
警察の調査でカン・ジファンは、「酒を飲んだことまでは覚えているが、それ以降はまったく記憶がない」と述べた。警察はカン・ジファンを再び召喚して調査する予定だ。カン・ジファンの所属事務所側は「現在、状況を把握中」と伝えた。
カン・ジファンの突然のニュースが衝撃を与えるなかで、芸能人による性的暴行疑惑がまたもや浮上し、苦々しさが広がっている。
去る3月、SS501出身の歌手キム・ヒョンジュン(1987年生)は、ある女性から性的暴行疑惑で告訴された。
それに対してキム・ヒョンジュン側も名誉毀損でその女性を告訴し、「合意による性関係だった」と反論した。警察はキム・ヒョンジュンの性的暴行容疑について調査した結果、証拠がなく、不起訴意見という結論を下した。
最近、麻薬使用疑惑でイシューとなったパク・ユチョンは2016年、女性4人から性的暴行の容疑で告訴された過去がある。
パク・ユチョンは相手の女性を虚偽告訴罪で訴え、嫌疑なしとなった。嫌疑なしだったが、多くの衝撃を与えた事件だった。
俳優パク・シフも2013年、芸能人志望生を性的暴行した容疑で訴えられている。その女性は約3カ月後に告訴を取り下げ、虚偽告訴罪で対抗していたパク・シフ側も訴えを取り下げて事件は終わった。
しかし当時、『逆転の女王』や『王女の男』などでスターダムに上がっていたパク・シフにとって、そのスキャンダルは致命傷となった。パク・シフは自粛の時を経て、2018年に『黄金の私の人生』、今年に入って『バベル』などに出演している。
コ・ヨンウクもまた、韓国芸能界を混乱させる性的暴行事件の象徴だ。
コ・ヨンウクは2010年、2度にわたって女性に性的暴行を行い、2011年にはまた別の女性にわいせつな行為を、2012年にはさらに別の女性にわいせつ行為をした疑いを受けた。被害者女性がいずれも未成年者という点で、さらに衝撃が大きかった。
最終的にコ・ヨンウクは、懲役2年6月、個人情報の開示・告知5年、位置追跡電子装置(電子足輪)付着3年の刑に処され、芸能界復帰が事実上不可能となった。
長らく続くスターたちの性的暴行疑惑に対して、怒りの声が上がっている。
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