バーチャル人間を“生放送”番組のレポーターに起用?韓国の帯ニュース番組の前代未聞の試みが話題

2023年01月12日 テレビ

韓国のテレビ局が“生放送”で初めてバーチャルヒューマンを起用して話題を集めている。

【写真】8億ウォンかけた“バーチャル人間”、実在アイドルにそっくりで非難

AIグラフィック専門企業が作った仮想人間「ジェーン」は、2022年12月から毎週月曜に放送されているSBS『モーニングワイド』の3部で、「知っておけば有益な特急情報」を伝えている。

ジェーンはガールズグループ「Eternity(エタニティ)」のメンバーだ。Eternityはメンバー全員が仮想人間というバーチャルヒューマンアイドルで、ミュージックビデオ『Paradise』を公開し、個人活動も並行して行っている。

企画意図は?

『モーニングワイド』の製作陣は、バーチャルヒューマンを出演させた背景について「毎日多様な情報を伝達する生放送番組の特性上、新しいコーナーを企画する度に“Something New”(新しい何か)を訪れる。新コーナーは既存コーナーとどのように差別化をするかについて議論していたところ、人工知能(AI)を思い浮かべ、企画することになった」と説明した。

地上波の生放送でバーチャルヒューマンを活用することは容易ではないという。AIコンピュータープログラムを自社システムと連結して送出するが、AIセンサーが顔を感知する範囲、MCとバーチャルヒューマン間のオーディオディレイ調整に注力しなければならない。

(画像=SBS)バーチャルヒューマンのジェーン

これに関して製作陣は「技術チーム、カメラチーム、照明チームの監督たちが新しい試みだと積極的に反応して下さった。コーナー開始前から持続的なリハーサルと意見交換を通じて、問題を一つずつ解決しながら、コーナーを無事に定着させることができた」と明らかにしている。

バーチャルヒューマンの生放送起用で話題のSBS『モーニングワイド』3部は、毎週月~金7時40分に放送中だ。

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