故キム・セロンさんの死から1カ月が経過した今、新たな問題が浮上している。
故人の遺族を名乗る人物が「キム・セロンは15歳の頃からキム・スヒョンと交際していた」と主張したことで、2人の関係が再び大きな話題となっている。しかし、キム・スヒョン側は「事実無根」と全面否定。もしこの主張が虚偽であれば、故人の名誉のためにも、またキム・スヒョンのためにも、確実な対応が求められる状況だ。
キム・スヒョンは韓国のみならず、アジア圏でも人気の高い韓流スターであり、日本や中国でも関心が高い。特に、ネット上ではキム・スヒョンの過去の発言に注目が集まっている。
暴露系YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」は3月10日に公開した動画で、「キム・セロンは16歳の頃から6年間、キム・スヒョンと交際していた」と主張。さらに、“キム・セロンの親族”と名乗る人物の証言をもとに、2人が長年にわたって交際していたと暴露した。
これを受け、キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは即座に公式声明を発表し、「ガセヨンの主張は明白な虚偽情報であり、法的措置を検討している」と強く反論した。
ゴールドメダリストは、「カロセロ研究所は、当社およびキム・スヒョンがユーチューバーのイ・ジンホと結託して故キム・セロンを苦しめたと主張し、さらに“キム・セロンは15歳からキム・スヒョンと交際していた”、“キム・セロンの飲酒運転事故当時、事務所の対応が不当だった”、“当社のマネージャーとイ・ジンホが親しい関係にある”といった悪意のある主張を展開したが、これらはすべて看過できない虚偽の内容である」と明言。
さらに、「当社はかつて在籍していた故キム・セロンの訃報を受け、深い悲しみの中で哀悼の意を示している。しかし、ガセヨンが流布する虚偽情報は、故人が生前苦しんだ“サイバー探偵”によるデマ拡散そのものであり、個人的な利益のために故人および当社の名誉を毀損する行為だ。これに対しては、厳正に対応する」とし、法的措置を取る考えを示した。
最後に、「根拠のない虚偽情報がこれ以上拡散されることがないよう、強くお願いする」と警告した。
キム・セロンさんは昨年3月24日未明、自身のインスタグラムにキム・スヒョンと親密そうに寄り添った写真を投稿。この写真がきっかけで2人の熱愛説が浮上したが、キム・セロンは投稿からわずか3分後に削除。しかし、その間にスクリーンショットが拡散され、SNSやオンラインコミュニティを中心にさまざまな憶測が飛び交った。
当時、ゴールドメダリストは「事実無根」と即座に否定。「この写真は、2人が同じ事務所に所属していた時に撮影されたものと思われるが、キム・セロンがこの写真を投稿した意図は分からない。この投稿により、俳優(キム・スヒョン)に対する不必要な誤解や憶測が広がっている。今後、彼の人格や名誉を傷つける悪意あるコメントや投稿に対しては、厳しく対応する」と強調した。
迅速な対応により、当時の熱愛説はすぐに収束した。しかし、今回の遺族の証言により、過去の騒動にも再び注目が集まる事態となった。さらに、故キム・セロンが亡くなった日がキム・スヒョンの誕生日だったこと、またキム・スヒョンが故人の通夜に訪れなかったことも話題となり、さまざまな憶測が飛び交っている。
さらに、キム・スヒョンが過去に映画『シークレット・ミッション』のショーケースで発言した「41歳になったら21歳の新婦と結婚したい」というコメントも再び取り上げられ、一部で批判の声が上がっている。
この発言は当時も物議を醸したが、今回の騒動を受けて再び注目され、ネット上では「当時の発言が今回の疑惑と結びつくのではないか」と指摘する声もある。
そんななか、本紙『スポーツソウル』は「キム・スヒョンが近日中に直接コメントを発表する意向を示している」と報道。現在、具体的な内容や発表方法については協議中とされている。
キム・スヒョン側は「虚偽情報」と繰り返し強調しているが、事態を沈静化させるにはさらなる明確な対応が必要とされる状況だ。このコメントがどのような影響をもたらすのか、今後の動向が注目される。
(記事提供=OSEN)
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
■【写真流出】キム・スヒョン、未成年のキム・セロンさんにキス
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