地方自治体からタイトル変更を要求されている韓国ホラー映画『雉岳山』(原題)。本日(8月31日)マスコミ向け試写会、記者懇談会を強行し、公開への強いを示す。
『雉岳山』は、実在する韓国の雉岳山(チアクサン)にまつわる怪談をモチーフとしてホラー映画で、山岳バイクサークルの会員たちが、30年前に謎の死体の一部が発見された雉岳山の山小屋を訪ねたことで起きる事件を描いている。俳優ユン・ギュンサン、キム・イェウォン、ヨン・ジェウク、ペ・グリン、イ・テファンなどが出演する。
モチーフとなっているのは、1980年に雉岳山で18個にぶつ切りにされた10の遺体が数日おきに発見されたが、公にされず、秘密裏に捜査が行われたという怪談。ただ、この話はインターネット上に出回った都市伝説、怪談の類に過ぎず、警察は事実ではないし、そのような記録はないとしている。
本日午後に行われるメディア向け試写会では、キム・ソンウン監督をはじめ、ユン・ギュンサン、キム・イェウォン、ヨン・ジェウク、ペ・グリンなどの主要キャストが出席する。まず取材陣に85分間の映画を見せたあと、40~50分ほどの記者会見を開く予定だ。
また、舞台となっている江原道・原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)の自治体など、本作の劇場上映に反対する団体との協議内容、タイトル変更は不可能という主張も明らかにする見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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