俳優イ・ミンギ、ジェンダーレスファッションの着こなしも完璧!役者人生20年で一番好きな台詞は?【PHOTO】

2024年04月27日 話題 #写真

俳優イ・ミンギの回答はまさに“俳優らしい”回答の連続だった。

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男性ファッション誌『ARENA HOMME+』は、イ・ミンギとともにした最新カットを公開した。

花柄のシャツにショート丈のパンツというジェンダーレスファッションも難なく着こなしたイ・ミンギ。モノクロ写真では吸い込まれそうなほどの力強い目つきが目を引く。その雰囲気に合った表情作りまで完璧だ。

5月13日から放送のドラマ『クラッシュ』(原題)で、KAISTを卒業した警察のチャ・ヨンホ役を演じるイ・ミンギは、主人公であるチャ・ヨンホを準備しながら「無害さ」という単語に集中した。

彼にとっての“成功の基準”とは?

イ・ミンギ
(写真=『ARENA HOMME+』)イ・ミンギ

「ヨンホは刑事だけど、ナードである。『ナード』といって思い浮かぶイメージを探してみた。そして、ある文章を読んだのだが、結論はこれだった。ナード美の本質は無害さにある。私達が『ナード美』と言う時は『美』を使うじゃないか。自分の性向をあまりにも表わしているのも実は害を与えることなのだろうが、そうであるならチャ・ヨンホは無害な人でなければならないと思った。そこに中心を置いてキャラクター作業を始めていった」

2004年に俳優デビューしてからの20年間、様々な作品に出演したイ・ミンギは、自身のセリフの中でどんなセリフが一番好きなのだろうか。

「『恋愛の温度』に出てきたセリフがある。元々は台本になかったが撮影当日、監督が書いてくれた。私が『おい!解放だ!』と大声で叫ぶ場面がある。実はその時のドンヒ(イ・ミンギの役名)も、しばらく後に演じる『私の解放日誌』のチャンヒも、今の私も知っているのだが、解放というものはない(笑)本当の解放はないけど、一瞬でも解放感を感じるためにみんな何か続けるじゃないか。そうやって解放されると、人はまた安定感を求める。安定感も結局どこかに入ってこそ感じられる感情じゃないか。そしたらまた解放されたいと思うし。そのしがらみがずっと繰り返されるだけだ。インタビューをしている今、そのセリフが訳もなく思い浮かぶ」と説明した。

イ・ミンギは自身が考える「成功の基準」についても聞かせてくれた。

彼は女優ティルダ・スウィントンが、とあるインタビューで言った「成功は自分をドアの外に置いておく必要がない時だと思う。自分自身の面倒を見ることができると感じること。自分を隠す必要もなく、他の人に変装する必要もない時が成功だ」という言葉を引用し、「自分を包み隠さず、ありのままにさらけ出せる人なら成功した人だろう。私もそうなれたら嬉しい」と付け加えた。

最後の質問では「どんな人になりたいか」について尋ねた。

イ・ミンギは静かにしっかりした口調で「私は平凡に年相応の人であってほしい。私の年齢は私だけの時間で流れるが、年の値は社会が要求する役割じゃないか。結局、自分の年齢に合わせて役割を果たす俳優、人になりたい」と答えた。

なおイ・ミンギが主演を務める『クラッシュ』は5月13日、韓国ENAチャンネルにて放送開始。

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