「責任なきリーグにファンはいない」韓国球場での死亡事故、女性野球ファンが怒りのトラックデモ【写真】

韓国プロ野球・NCダイノスの本拠地で発生した死亡事故をめぐり、ファンの怒りが高まっている。なかでも女性ファンたちは、トラックを使った抗議デモを実施し、安全を軽視する運営姿勢に強く異議を唱えている。

【写真】韓国球場の死亡事故現場

3月29日、韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)にある「昌原(チャンウォン)NCパーク」で、外壁に取り付けられていた金属が落下し、観戦に訪れていた20代の女性が死亡した。

落下したのは重さ約60kg、長さ2.6m、幅40cmのアルミ製ルーバー。高さ17.5mの壁面から落下し、死亡した20代女性含む観客3人が被害に遭っている。

この痛ましい事故を受け、一部のファンが自発的にトラックによる抗議デモに踏み切った。対象はKBO(韓国プロ野球機構)をはじめ、ソウルの蚕室(チャムシル)球場、水原(スウォン)、大田(テジョン)、光州(クァンジュ)など全国の主要球場に加え、球場の所在地である昌原市庁や、管理を担う昌原施設公団にも及んでいる。

このような状況のなか、韓国プロ野球10球団の女性ファン有志は4月2日、声明文を発表。事故当日の対応について、強い不満を表明した。

「運営姿勢に強い疑問」

「3月29日、昌原NCパークで外壁設置物の落下により観客が死亡する事故が発生しました。事故当時、球場にはKBO総裁を含む関係者が居合わせていたにもかかわらず、KBOは『球場外での事故』との理由で試合を中断せず、通常通り試合を続行しました」

さらに、事故後の対応についても批判が向けられている。

「KBOは公式な謝罪もないまま、平日の試合を“無応援試合”の形式で実施しましたが、事故に関する説明や立場表明は一切ありませんでした。収益や日程を優先し、ファンの安全と誠意ある対応を後回しにする運営姿勢に、私たちは強い疑問を感じています。これはリーグ主催者としての責任放棄です」

水原KTウィズパーク
(写真提供=OSEN)水原KTウィズパーク前で行われたトラックデモ

また、球場の所有者である昌原市の対応についても言及。「落下した構造物は昌原市が設置した施設にもかかわらず、定期的な安全点検の対象から除外していた上、事故後も一貫して『責任はない』という立場を崩していません」と批判している。

これを踏まえ、女性ファンたちは以下のような要求を突きつけた。

「KBOは事故原因を徹底的に調査し、経緯と責任の所在を明確にしたうえで、被害者と遺族、そしてファンに対し正式に謝罪すべきです。昌原市は責任を回避することなく、NCパーク全体の安全点検を実施し、再発防止に向けた具体的な措置を講じるべきです」

さらに、KBOに対しては、リーグ全体の球場を対象とした統一的な安全マニュアルと管理規定の早急な整備を求めた上で、各球団と協議し現場に適用するよう訴えている。

声明の最後では「今回の声明は一度限りの抗議ではありません。事故の過少評価や隠蔽の動きがあれば、断固として対応します。観客の命と安全は、興行よりも優先されるべきです。“責任なきリーグにファンはいない”」と強調した。

一方、昌原施設公団は4月1日、「事故直後に対策本部を立ち上げ、同日18時15分から現地で関係部署による緊急会議を開催した」と発表。続けて3月30日、31日にも会議を重ね、事故原因の調査と再発防止策を協議したと明らかにした。

管理責任については「NCパークの日常的な維持・管理は球団側が担当し、公団は主要構造部の補修・改修のみを行っている」と説明。また、「落下した物体は法的な点検対象には含まれておらず、これまで異常は確認されなかった」としている。

それでも公団は、同様の看板や窓枠などの結束部分に損傷がないか緊急点検を実施し、その結果をNC球団に報告するよう求めたという。

(記事提供=OSEN)

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