韓国で活動する日本出身タレント藤田小百合が、自主的にシングルマザーとなった。
彼女は日本の精子バンクに保管されていた男性の精子寄贈を受け、11月4日に健康な男の子を出産した。
結婚はせず、1人で妊娠・出産をして家族を作った。
藤田小百合が自主的なシングルマザーになった理由は、次のようだ。
昨年の10月、生理不順で産婦人科を訪ねた彼女は、自分の卵巣年齢が48歳という衝撃的な診断を受けたという。そして妊娠を決心したが、結婚は望んでいなかったため、1人で妊娠できる方法を選んだ。
韓国では非婚女性が精子寄贈を受ける方法がない。一方、日本では非婚女性も本人の意思によって精子寄贈を受けられるため、藤田小百合は母国・日本に戻って精子寄贈を受けた。
KBSとのインタビューでは、「(医師が)自然妊娠が難しい上に、今すぐ試験管をしても成功確率が高くないと言われた。そのときは、目の前が真っ暗で、死にたいとも思えた。時間が経てばさらに悪くなるし、タイミングを逃せば一生子供を持てないから」と、シングルマザーになった理由を説明している。
藤田小百合は11月16日、自身のSNSを通じて「2020年11月4日、母親になった。みんなに感謝すると伝えたい。今まで自分自身を中心として生きてきたが、これからは息子のために生きるつもり」と明かした。
2007年に放送されたバラエティ番組『美女たちのおしゃべり』(原題)を通じて人気を集めた彼女は、さまざまな番組に出演しながら天然かつ毒舌キャラで愛されてきた。
前へ
次へ