かつてサッカー日本代表の監督を務めたイビチャ・オシムさんが亡くなった。享年80歳。
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1960年代にユーゴスラビア代表(16試合8ゴール)で活躍したオシムさんは現役時代、自国リーグだけでなく、ストラスブールやスダン、ヴァランシエンヌなど、フランスリーグでも選手生活を過ごした。
1978年の現役引退後は指導者に転身し、ユーゴスラビア代表(1986~1992年)、パルチザン(1991~1992年)、パナシナイコス(1992~1994年)、シュトゥルム・グラーツ(1994~2002年)などの監督を歴任。2003年からJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉の指揮官に就任し、アジアの舞台に進出した。
2006年までジェフ千葉で印象的な指導力を発揮したオシムさんは、2006~2007年に日本代表で指揮を執った。当初、オシムさんは2010年南アフリカW杯まで日本代表を率いる予定だったが、2007年7月に急性脳梗塞で倒れ実現せず。後任は岡田武史氏が務めた。
その後、オシムさんは監督生活を中断し、健康管理に集中した。2008年6月から12月までは日本サッカー協会のアドバイザーを務めたこともあった。
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