K-POPガールズグループApinkのチョン・ウンジに数百回メッセージを送り、家まで訪ねてきた50代の女性ストーカーに執行猶予が宣告された。
1月18日、法曹界によるとソウル中央地裁・刑事13単独(イ・ヨンジェ判事)は、ストーカー犯罪の処罰などに関する法律違反容疑などで起訴された50代の女性A氏に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
また、罰金10万ウォン(約1万円)と保護観察、社会奉仕120時間、ストーカー犯罪再犯予防講義40時間の受講も命じた。
A氏は2020年からチョン・ウンジに「私をあなたの執事として、伴侶として受け入れてくれますか」という内容のメッセージをはじめ、5カ月間にわたってSNSやファンコミュニケーションアプリ「bubble」を通じて計544回ものメッセージを送ったと知られた。
またA氏はチョン・ウンジに食べ物を送ったり、バイクを利用して汝矣島(ヨウィド)から清潭洞(チョンダムドン)までチョン・ウンジの車を追いかけるなどのストーカー行為を繰り返し、2021年7月にはチョン・ウンジが住むマンションに潜伏して警察に発覚したりもした。
以降、A氏は「二度とメッセージを送らない」と所属事務所に明らかにしたが、その後も繰り返しメッセージを送ったため、最終的に所属事務所が告訴した。
裁判所は「被害者が相当の精神的な衝撃と苦痛、不安、恐怖を体験したと見られるにもかかわらず、被告人は犯行を否認し、反省する姿を見せなかった」と量刑理由を説明した。
一方でチョン・ウンジ側は1審判決を不服とし、すでに控訴状を提出した状態だ。
■ストーカー行為を繰り返す横暴…終わりなき戦争に苦しめられるK-POPスターたち
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