俳優のパク・ヘスが、『ペーパー・ハウス』に対する多様な意見に自身の考えを明かした。
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6月28日、Netflixドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』主演俳優パク・ヘスのオンラインインタビューが行われた。
『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は、統一を控えた朝鮮半島を舞台に、天才的な戦略家と、それぞれ異なる個性と能力を持つ強盗が繰り広げる史上初の人質強盗劇を描いている。スペインのドラマ『ペーパー・ハウス』をリメイクした作品だ。
パク・ヘスは劇中、4兆ウォン(約4000億円)を盗むため、造幣局に入った強盗団のリーダー「ベルリン」を演じた。ベルリンは幼い頃に母親と北朝鮮からの脱出を試みるも失敗し、収容所に閉じ込められ、あらゆる迫害を受けた人物。また天才的な戦略家の“教授”(演者ユ・ジテ)と最も大きく対立するキャラクターで、劇中は終始神経戦を繰り広げている。
パク・ヘスは「原作の大ファンだ。原作を全話見ることはできなかったが、出演前にプレッシャーはなくはなかった」とし、「全く普通ではないキャラクターなのでプレッシャーはあったが、シナリオを見て“違ったように表現できそうだ、作品が持っている話が違うだろう”と感じた。ストーリーは同じだが内容は違う。それから好きな俳優がたくさん出演するので、僕も出演したかった」と、出演理由を明らかにしている。
『ペーパー・ハウス・コリア』に向けた序盤の反応に対しては、「韓国ドラマやコンテンツが、全世界で良い反応を得ており、感謝している。おそらく良い作品が視聴者に知られ、多くの期待があるようだ。とても感謝している」とし、「私たちの『ペーパー・ハウス』も良い成績で始まって気分が良い。今回の作品は、誰もが知っているように比較対象があり、好き嫌いが分かれて当然だ。この作品の宿命だと思った。この作品は比較にならないわけではないが、この中で違いを置いて異なる表現をした。私たちが話したいことが伝わればいい」と答えた。
パク・ヘスは劇中、リアルな北朝鮮の言葉で好評を得ているが、「作品に入って、平壌(ピョンヤン)出身の先生に会い、全体の台詞の録音本を受け取った。それを聞きながらずっと繰り返し練習した。平壌の先生から言葉を学ぶ前は、先生が住んでいた場所や人生について聞いた。話を聞いてみると“これが本物か”と思った」と伝えた。
続けて「その録音をした話をたくさん聞き、自然と平壌語を学んだ」とし、「いつも撮影したことに対する部分を検証して、あとでそのようにやってみると北朝鮮の言葉が身についたし、演技がもっと楽にできた。演技への好評は本当に嬉しい」と、喜びと感謝を伝えている。
『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は6月24日からNetflixで配信中だ。
(記事提供=OSEN)
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