韓国の俳優ユ・テオがハリウッドへと進出する。
ユ・テオの所属事務所C-JeSエンターテインメントは8月3日、映画『ミナリ』『ムーンライト』を制作した「A24」の新作『Past Lives』(原題)に主演することが決まったと明らかにした。
『Past Lives』は、韓国で出会った幼い頃の恋人同士が、大人になって再会したことで繰り広げられるラブストーリーが描かれる。
A24とCJENMが共同出資・制作する『Past Lives』は、セリーヌ・ソン監督が脚本・演出を担当。ユ・テオのほか、Netflixドラマ『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』(2019年)、映画『シスターズ』(2015年)などに出演してきた韓国系アメリカ人女優グレタ・リーがキャスティングされた。
ほかにも、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001年)などを手がけたインデペンデント映画製作会社「キラー・フィルムズ」から、クリスティン・ベーコン、パメラ・コフラーが製作に参加し、俳優ジョン・マガロの出演も確定している。
ロシア映画『LETO -レト-』(2018年)で演じた、ロックスターを夢見るヴィクトル役で世界的に好評を得たユ・テオ。その後、韓国映画『めまい 窓越しの想い』(2019年)、ドラマ『アスダル年代記』(2019年)、『保健教師アン・ウニョン』『マネーゲーム』(原題、以上2020年)など、多様なキャラクターで作品を彩ってきた。
今回のハリウッド作品出演は、これまで数々のヒット作を世に送り出したA24の作品ということもあり、世界中から注目が集まっている。
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