同名の人気韓国ドラマを原作としたショーミュージカル『ドリームハイ』が、日韓国交正常化60周年を記念して、韓国と日本の両国で同時に開幕する。
日本公演には、韓国を代表する“元祖アイドル”たちが出演予定だ。
ミュージカル『ドリームハイ』は、K-POPスターを夢見ていた主人公たちが、「キリン芸能高校」を卒業後、再び学校に戻り繰り広げられる物語を描いている。
本作は、2023年5月に韓国で初演され、2024年は日本にライセンス輸出されるなど、大きな話題を呼んだ。今回のアンコール公演には、タレントのパク・キョンリムがクリエイティブディレクターとして参加。初演時にパフォーマンス構成に携わった振付師チェ・ヨンジュンも再び加わり、期待が高まっている。
特に日本公演では、韓国公演でも「ソン・サムドン」役を演じるSE7ENとASTROのジンジン、そして「チングク」役のINFINITEのチャン・ドンウが、日本語のセリフを準備し、観客の前に立つ予定だ。
また、日本の歌手・声優であり、韓国でも厚いファン層を持つ蒼井翔太も「ソン・サムドン」役として『ドリームハイ』に出演する。さらに、近藤正彦や川崎麻世、大友康平など、日本のベテラン俳優たちも出演を決め、注目が集まっている。
アートワンカンパニーの代表であるキム・ウナ氏は、「日韓共同企画ミュージカル『ドリームハイ』を通して、アジア文化圏ならではの新たなミュージカル創作システムの無限の可能性を示したい」と語った。
また、日本公演製作委員会の石津美奈 代表プロデューサーは、「『ドリームハイ』という作品には、夢に向かうエネルギーと揺るぎない信念、そして“祈り”が込められていると確信している。この作品をどうしても日本で上演したかった」とコメントしている。
なお、韓国と日本で同時に展開されるショーミュージカル『ドリームハイ』は、4月5日にソウル・オリンピック公園内のウリ金融アートホールにて開幕し、日本公演は4月11日に東京・シアターHで開幕する。
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