女優コ・アソン主演映画『韓国が嫌いで』が、韓国で8月28日より公開される。
本作は20代後半の女性ゲナ(演者コ・アソン)が、ある日、突然自身の幸せを求めて職場、家族、彼氏を残して一人でニュージーランドに旅立つという物語。第28回釜山(プサン)国際映画祭の開幕作にも選ばれた作品だ。
多くのファンを抱えるチャン・ガンミョン作家の同名ベストセラー小説が原作で、『ひと夏のファンタジア』(16)、『5時から7時までのジュヒ』(22、原題)などで好評を博したチャン・ゴンジェ監督が演出と脚本を引き受け、多くの期待を集めている。
映画『グエムル-漢江の怪物-』(06)、『スノーピアサー』(13)、『ビューティー・インサイド』(15)、ドラマ『フルハウス』(04)、『ドラゴン桜(韓国版)』(10)などに出演してきたコ・アソン演じる主人公ゲナは、自分の幸せは一体何なのかについて悩み、挑戦と成長を繰り返す20代の肖像を描き出す。
公開日決定とともに公開されたメインポスターは、韓国から離れるため、空港の出国場で自巨大なリュックを前後に背負って立っているコ・アソンの姿が視線を捕らえる。表情からは、新たな出発を控えたときめきと迷い、物足りなさと決心が交差する複雑な心情が感じられる。
『韓国が嫌いで』という強烈なタイトルとともに、「幸せを探して新しく始めることにした」というキャッチコピーが、ゲナの今後を暗示。併せて、ポスターに散りばめられた飛行機、自動車、ペンギンなども印象的だ。
『韓国が嫌いで』は8月28日より韓国全土の劇場で公開。
◇コ・アソン プロフィール
1992年8月10日生まれ。1999年に広告モデルを務めてデビュー。2006年にポン・ジュノ監督の映画『グエムル-漢江の怪物-』で映画デビューし、「第27回青龍映画賞」新人女優賞を最年少で受賞した。その後も『スノーピアサー』『優しい嘘』『ビューティー・インサイド』などで深みのある演技を披露し、韓国映画界を代表する女優に成長。またドラマ『ドラゴン桜(韓国版)』『自己発光オフィス』『ライフ・オン・マーズ』などを通じてお茶の間でも存在感を示している。
前へ
次へ