7月頭の時点で40℃超えの地域も多発するなど、酷暑となりそうな今夏。
【写真】韓国“15禁”ホラーに公開中止要求、試写会場でゲリラ会見まで
そんな蒸し暑い夏にピッタリなのがホラー映画だ。今年の夏は、背筋が凍ること間違いなしの韓国ホラー2作が日本公開を迎える。
スケアジャンプや映像などで怖がらせるホラー映画とは一線を画し、自分たちの日常にも起こるかもしれないというリアルな恐怖を味わえる作品だ。
まず、7月19日より公開の『怪談晩餐』は、ダンスや入学試験、ライブ配信といった日常的で現代的な題材を背景に、今まで誰もが口を閉ざしてきた6つの衝撃的な怪談で新鮮な恐怖を届ける。
欲に目がくらんだ者たちが遭遇する、死をも凌駕する恐怖を描き、その現実味ある恐怖と不気味さが魅力。動画配信者や受験生など若者を主役とした物語も多く、日常生活に潜む恐怖を描いた本作は、Z世代・α世代を魅了する極上のホラー作品となっている。
続いて8月16日より公開の『ニューノーマル』は、ソウルを脅かす連続殺人事件とデートアプリを軸に、奇妙に絡み合う登場人物たちの最悪で凶悪な数日間の様子が切り取られている。
ビニールに包まれた死体、デートアプリでマッチングすると死ぬと噂になっている動画、女性の足に忍び寄る手…日常に潜む闇に触れ、次々と巻き起こる事件の果てで常識が変わる。あなたにも起こり得るかもしれない日常に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な“新時代”の体験型スリラー。『冬のソナタ』で知られる女優チェ・ジウの7年ぶりスクリーン復帰作としても話題だ。
ちなみに本日7月13日は「オカルト記念日」。1974年のこの日、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火付け役となったことが由来だという。
『エクソシスト』は少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作であり、ホラー作品でありながらアカデミー賞の脚色賞と音響賞を受賞したことで知られる。
『エクソシスト』公開後、日本を含む世界中でオカルトブームが巻き起こり、映画のみならず書籍、テレビ番組など、多くのメディアがオカルトに関するコンテンツを制作し始めるなど、社会現象にまで発展した。現代社会においても、科学的に解明できない事象に対する関心は高く、オカルトは多くの人々にとって魅力的なテーマとなっている。
上記2作以外にも、邦画・洋画問わず複数のホラー映画が公開される。皆さんも涼を求めて劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。
前へ
次へ