現在韓国で公開中の映画『眠り』(原題)が映画『オッペンハイマー』を破るヒットを記録している。
9月11日、映画振興委員会の映画館入場券統合電算網集計を見ると、昨日(9月10日)の『眠り』の来場者数は14万7652人を記録し、日別興行収入で1位に輝いた。9月6日に公開された『眠り』は、5日連続で1位の座を守っている。
映画『眠り』は、幸せな新婚夫婦のヒョンス(演者イ・ソンギュン)とスジン(演者チョン・ユミ)を主人公だ。夫ヒョンスの睡眠中の異常行動、眠る瞬間始まる恐怖の秘密を解くために、努力する2人を描いたミステリー映画。ポン・ジュノ監督の『オクジャ』(2017)の演出部出身ユ・ジェソン監督の初長編演出作だ。
『眠り』についてポン・ジュノ監督は「最近10年間見た映画の中で最もユニークなホラー映画でありスマートなデビュー映画」と称賛した。ポン・ジュノ監督の絶賛と、観客の好評に支えられ興行に弾みがついたものとみられる。
8月15日に韓国で公開された『オッペンハイマー』(監督クリストファー・ノーラン)が9月5日まで22日連続で1位を記録していたが、6日に公開された『眠り』がこれを破って1位に輝き、勢いを維持している。
5日連続で1位に輝いている『眠り』は、すでに損益分岐点である80万人を突破した。今後さらに来場者数を伸ばし、大ヒット作に名を連ねるだろう。
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