7月20日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、16日に行われたKリーグ1(1部)第22節、15日、17日、18日に行われたKリーグ2(2部)第27節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第22節MVPは、江原(カンウォン)FCのFWヤン・ヒョンジュン(20)だ。
ヤン・ヒョンジュンは7月16日、水原(スウォン)総合運動場で行われた水原FCと江原FCの試合で2ゴール1アシストを記録し、江原FCを4-2の勝利に導いた。
この日の試合に先発出場したヤン・ヒョンジュンは、前半18分、FWキム・デウォン(25)が左サイドからゴール前に放ったグラウンダークロスを左足のヒールシュートで流し込み、先制点を決めた。後半23分には、キム・デウォンがペナルティエリア内に送ったクロスのこぼれを押し込み、自身2点目を挙げた。
ヤン・ヒョンジュンの活躍はこれにとどまらず、後半ロスタイムには絶妙なスルーパスでFWイ・ジョンヒョプ(31)の得点をアシストした。
同日の試合は、江原FCがヤン・ヒョンジュンのゴールで先制した後、水原FCがMFチョン・ジェヨン(31)、FWイ・スンウ(24)の連続ゴールで1-2と逆転した。しかしその後、キム・デウォン、ヤン・ヒョンジュン、イ・ジョンヒョプのゴールで勝ち越した江原FCが、4-2の勝利を収めた。
計6ゴールが飛び交った両チームの試合は、第22節のベストマッチに選ばれた。また、アウェーで4得点を決めた江原FCは、第22節のベストチームに選ばれた。
Kリーグ2第27節MVPは大田(テジョン)ハナシチズンのブラジル人FWレアンドロ(27)だ。
レアンドロは7月18日、大田ワールドカップ競技場で行われた大田とソウルイーランドFCの試合で1ゴール1アシストを記録し、大田の3-1の勝利に貢献した。
この日の試合は、大田がMFペ・ジュンホ(18)のゴールで先制すると、ソウルイーランドの日本人MF西翼(32)が同点弾を決め、激しい展開を繰り広げた。ただ、後半にブラジル人FWウィリアン(28)、レアンドロと連続得点を決めた大田が、3-1で勝利した。
熾烈な攻防戦が繰り広げられた大田とソウルイーランドの試合は、第27節のベストマッチに選ばれた。また、ホームで3得点勝利した大田は第27節のベストチームに選ばれた。
なお、第27節ベストイレブンには、今夏にガンバ大阪からレンタル移籍で大田に加入し、この日のデビュー戦で1アシストの活躍を見せたMFチュ・セジョン(31)も選ばれていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
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―Kリーグ1
FW:ヤン・ヒョンジュン(江原FC)、スタニスラフ・イリュチェンコ(FCソウル)、グスタヴォ(全北現代モータース)
MF:キム・ボソプ(仁川ユナイテッド)、キム・デウォン(江原FC)、ペク・スンホ(全北現代モータース)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
DF:キム・ヨンビン(江原FC)、パク・ジンソプ(全北現代モータース)、キム・ギヒ(蔚山現代)
GK:キム・ドンホン(仁川ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:レアンドロ(大田ハナシチズン)、ウィリアン(大田ハナシチズン)
MF:パク・デハン(金浦FC)、キム・ヨンナム(安山グリナース)、キム・ヘソン(忠南牙山FC)、チュ・セジョン(大田ハナシチズン)、イ・ハクミン(忠南牙山FC)
DF:アン・ヨンギュ(光州FC)、イム・ドックン(大田ハナシチズン)、クォン・ヨンホ(安山グリナース)
GK:チョン・ミンギ(FC安養)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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