横浜F・マリノスから蔚山現代にレンタル移籍中の元日本代表MF天野純(30)がKリーグで決めた直接フリーキックが話題を呼んでいる。
4月5日、アウェーの済州ワールドカップ競技場で行われたKリーグ1(1部)第8節の済州ユナイテッド戦で天野純は先発出場。前半に先制ゴールを決める活躍でチームを2-1の勝利に導いた。
天野のゴールが生まれたのは前半4分(1:33~)。
当時、蔚山現代がペナルティエリア手前で獲得したフリーキックで、天野は助走をつけて左足を一閃。ボールは済州の壁を越え、見事にゴールネットを揺らした。相手GKが横っ飛びをすることすらできない完璧なコースだった。
天野のゴールシーンを投稿したKリーグ公式インスタグラムには、「軌跡がハンパない」「まさに芸術」「なんで日本代表に選ばれない?」「完全移籍お願いします」「アジアのメッシ?」と絶賛のコメントが多く寄せられていた。
なお、蔚山現代は天野のゴールで幸先よく先制するも、ロスタイムに元ガンバ大阪の韓国代表DFキム・ヨングォン(32)が一発退場となり、直後に失点して1-1の同点で前半を折り返した。ただ、後半8分にFWオム・ウォンサン(23)が勝ち越しとなるゴールを決め、数的不利ながらも貴重な白星を挙げた。
これで蔚山現代は8試合を終えて6勝2分の無敗。天野は済州戦含めて7試合に出場し3ゴール1アシストと、絶対的主力として活躍を披露している。
来る4月15日から始まるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージでは川崎フロンターレとの対戦も控えている。川崎にとって天野の存在が脅威となることは間違いない。
■【動画】元Jリーガーの直接FKが韓国で話題。相手GK棒立ち、味方も唖然
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