5月24日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、28~29日に行われたKリーグ1(1部)第15節、Kリーグ2(2部)第18節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
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Kリーグ1第15節MVPは済州(チェジュ)ユナイテッドのFWチュ・ミンギュ(32)だ。
チュ・ミンギュは5月28日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース戦で2ゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いた。
チュ・ミンギュは後半15分、FWジェルソ・フェルナンデス(31)が低くつないだクロスを右足で蹴り込み、先制ゴールを決めた。後半32分にはペナルティアーク付近でゴールに背を向けながら、FWチョ・ソンジュン(31)のパスから振り向きざまのシュートを突き刺し、2点目を決めた。
この日の試合で2ゴールを加えたチュ・ミンギュはシーズン通算9得点とし、得点ランキングで11ゴールのFWステファン・ムゴシャ(30、仁川ユナイテッド)、10ゴールのFWチョ・ギュソン(24、金泉尚武)のすぐ後ろに迫った。
チュ・ミンギュの活躍で勝利を収めた済州は、勝ち点26で全北現代(勝ち点25)を抜いてリーグ2位に上がり、Kリーグ1第15節のベストチームに選ばれた。
第15節のベストマッチは、激しい攻防戦の末に2-2の引き分けに終わった大邱(テグ)FC対浦項(ポハン)スティーラースの試合が選ばれた。また、同節のベストイレブンには昨季までガンバ大阪に在籍したDFキム・ヨングォン(32、蔚山現代)が選ばれた。
Kリーグ2第18節のMVPには、光州(クァンジュ)FCのDFイ・ウトゥム(32)が選ばれた。
イ・ウトゥムは5月28日、釜山(プサン)アジアド主競技場で行われた釜山アイパーク戦で前半11分、FWトゥ・ヒョンソク(26)の決勝ゴールをアシストするなど、光州FCの攻撃をリードした。
この日の試合で釜山に3-0の勝利を収めた光州FCは、第18節のベストチームに選出。釜山と光州の試合は第18節のベストマッチに選ばれた。
また、ベストイレブンには元ジュビロ磐田、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎のMFペク・ソンドン(30、FC安養)、元ガンバ大阪、ギラヴァンツ北九州、カマタマーレ讃岐のDFペ・スヨン(23、忠南牙山FC)、元ジェフユナイテッド市原・千葉、アビスパ福岡のDFキム・ヒョヌン(31、光州FC)などが選ばれていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:チュ・ミンギュ(済州ユナイテッド)、ソン・シウ(仁川ユナイテッド)
MF:イ・ジュヨン(仁川ユナイテッド)、ヴァレリ・カザイシュヴィリ(蔚山現代)、シン・ジンホ(浦項スティーラース)、アレキサンダー・パロチェビッチ(FCソウル)、ファン・ジェウォン(大邱FC)
DF:ハリソン・デルブリッジ(仁川ユナイテッド)、キム・ヨングォン(蔚山現代)、キム・ボンス(済州ユナイテッド)
GK:ヤン・ヒョンモ(水原三星ブルーウィングス)
―Kリーグ2
FW:ウォン・ギジョン(大田ハナシチズン)、ユ・ガンヒョン(忠南牙山FC)、マイキー(光州FC)
MF:イ・ウトゥム(光州FC)、チョン・ホヨン(光州FC)、ペク・ソンドン(FC安養)、イ・ハクミン(忠南牙山FC)
DF:ペ・スヨン(忠南牙山FC)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、キム・ヒョヌン(光州FC)
GK:チョン・ミンギ(FC安養)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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