男子バレー日本代表率いたブラン監督が「三冠」達成。優勝会見で何を語ったのか

2024年パリ五輪まで男子バレー日本代表を率いたフィリップ・ブラン監督が、韓国男子プロバレー“三冠”を達成した。

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ブラン監督が率いる現代(ヒョンデ)キャピタルは4月5日、韓国Vリーグ男子部のチャンピオン決定戦第3戦で、大韓航空ジャンボスをセットスコア3-1(25-20、18-25、25-19、25-23)で破った。シリーズ戦績3勝で頂点に立ち、現代キャピタルはチーム史上初の三冠を達成し、19年ぶりの統合優勝も同時に成し遂げた。

試合後、ブラン監督は「本当に夢に見た瞬間だ。三つのトロフィーの前で写真を撮れてとても嬉しい。チーム全員で勝ち取ったトロフィーだからこそ、より意味深いものだと思う」と語り、「最初から勝てると思っていた。大韓航空がホームで簡単に勝利を明け渡すことはないので、簡単な展開にはならないと見ていたが、集中力を切らさなかったことで勝利できた。重要な場面でのトスも良かった」と述べた。

(写真提供=KOVO)フィリップ・ブラン監督

中でも、ホ・スボンが韓国出身エースとしての役割を果たした。Vリーグ全体で見てもホ・スボンの攻撃力は際立っていた。ブラン監督は「ホ・スボンが攻撃力と効率の高い選手であることは知っていた。レシーブについて非常に多く強調してきた。能力は備わっていたが、それをどう生かすかが課題だった。大きく成長した。ホ・スボンは代表チームにも大きな財産になるはず」と語り、「もう一つの成長点は、キャプテンを任せたことだ。プレッシャーもあっただろうが、今日はすべてをしっかりと見せてくれた。チームをうまくまとめる部分でも成長があった」と満足感を示した。

外国人選手レオナルド・レイバの貢献も見逃せない。レイバはチャンピオン決定戦のMVPにも選ばれた。ブラン監督は「レイバは個人的にブロックが弱い面があったが、それを強化した。レシーブに関しては多くの疑問があったが、よく耐えてくれた。彼を守るためのシステムも稼働させたが、レシーブもうまくこなしてくれた。彼がこの場に立てたのは、優れた攻撃手だからではなく、優れたバレーボール選手だったからだ」と信頼を寄せた。

ブラン監督は就任初年度にしてチームを一つにまとめ、結果を手にした。

「バレーボールを真剣に取り組みながらも楽しむことが大切だが、コート内で楽しい雰囲気が形成されなければならない。選手同士の関係性や絆が鍵で、それがなければすぐに崩れてしまう。難しいかもしれないが、コートの中で良い雰囲気を作ることが私の役割だ」と強調した。

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