今季MLB大活躍を続けるロサンゼルス・ドジャースの韓国系アメリカ人選手トミー・エドマンに韓国メディアも注目している。
エドマンは4月3日(日本時間)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたアトランタ・ブレーブス戦に「6番・二塁手」で先発出場し、3打数2安打、2打点、1得点、1四球を記録。第2打席では今季第4号となる2ラン本塁打を放ち、6-5の逆転サヨナラ勝利に大きく貢献した。
大谷翔平のサヨナラ本塁打で劇的勝利を収めたドジャースは、ディフェンディングチャンピオンとして史上初の開幕8連勝に成功している。
エドマンの一発は2回の第1打席に生まれた。ブレーブス先発ブライス・エルダーが5球目に投じたシンカーを完璧に捉え、打球速度約169km、飛距離約126.5mの特大弾を放った。
また、6回の第3打席ではピアース・ジョンソンの初球カーブを右前に運ぶなど、変化球にも対応する打撃センスを見せつけた。
エドマンは開幕8試合すべてで安打を放っており、打率.290(31打数9安打)、4本塁打、7打点、OPS(出塁率+長打率)0.980と打撃面で大きく数字を伸ばしている。
直近6シーズンの打撃成績は通算633試合出場で打率0.263(2366打数623安打)、59本塁打、242打点、162四球、429三振、出塁率0.317、長打率0.408、OPS 0.726。2021年にはナ・リーグ二塁手部門のゴールドグラブ賞を受賞するなど、内外野を問わない万能選手として守備力を認められたが、打撃面で目立った活躍はなかった。
2022~2023年には2年連続で13本塁打を放ち、過去4シーズンで二桁本塁打を記録しているが、典型的なホームランバッターというわけでもない。
ところが、今季は開幕8試合で本塁打4本。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジと並ぶナ・リーグ2位タイの本塁打数で、チーム内では3本の大谷翔平も上回るトップの数字だ。
スイッチヒッターのエドマンは左打席より右打席で確実に安打を放つタイプで、状況によっては右腕投手相手にも右打席に立った。ただ、今年は左打席でも10打数3安打2本塁打と好調を見せる。
昨年7月にセントルイス・カージナルスからトレードでドジャースに加入したエドマンは、打撃面で劇的なステップアップを果たした。昨季ポストシーズンでは16試合で打率0.328(61打数20安打)、2本塁打、13打点、3四球、10三振、出塁率0.354、長打率0.508、OPS 0.862と活躍し、ナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPにも輝いた。
そして、シーズン後にドジャースと5年7400万ドルの延長契約を結び、今季序盤から猛打を続けている。
エドマンが現在の好調を維持できれば、来る2026年WBCで名誉回復を期す野球韓国代表にとっても大きな好材料となる。
韓国人の母親クァク・ギョンアさんとアメリカ人の父親ジョン・エドマンさんの間に生まれたエドマンは、ミドルネームに韓国名の「ヒョンス」を使っている。2023年のWBCでは韓国代表史上初の韓国系アメリカ人選手として出場し、大きな話題となった。
ただ、WBC当時のエドマンは3試合で打率0.182(11打数2安打)、2打点、1四球、2三振、出塁率0.250、長打率0.182、OPS 0.432と打撃面で苦しんだ。韓国代表も1次ラウンドで早期敗退し、チーム・個人の両方で失意の大会となった。
それだけに、来年のWBCはエドマンにとっても挽回のチャンスと言える。攻守両方で頼もしい選手となったエドマンに、韓国球界も期待の眼差しを向けている。
(記事提供=OSEN)
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