かつて巨人などで活躍したイ・スンヨプ氏が、韓国プロ野球の試合会場で発生した死亡事故に哀悼の意を示し、再発防止を強く呼びかけた。
斗山(トゥサン)ベアーズの監督を務めるイ・スンヨプ氏は4月2日、ソウルの本拠地・蚕室(チャムシル)球場で行われるキウム・ヒーローズ戦の試合前インタビューで「野球人である前に、一人の国民として非常に惨憺たる気持ちだ」と事故に言及した。
去る3月29日、NCダイノスの本拠地・昌原(チャンウォン)NCパークで行われたLGツインズ戦では落下物による死亡事故が発生した。
試合途中の同日17時20分ごろ、三塁側観客席の売店付近の上部17.5mの高さの壁面に固定されていた重さ約60kg、長さ2.6m、幅40cmのアルミ製ルーバーが落下し、観客3人が巻き込まれた。被害者のうち、頭部に重傷を負った20代女性は搬送先の病院で緊急手術を受けたが、事故2日後の31日午前に亡くなった。
韓国野球委員会(KBO)は事故犠牲者への追悼の意味で、4月1日に予定された韓国プロ野球及びフューチャーズリーグ(二軍リーグ)の全試合を中止した。
事故が発生した昌原NCパークでは4月1~3日に予定されたNC対SSGランダースの3連戦はすべて中止となり、ほか4カ所の球場では本日(2日)から試合が再開されるが、3日までは応援を控えられる。試合中、選手たちは喪章を着用してプレーする。
イ・スンヨプ氏は「(過去に)檀園(ダンウォン)高校の生徒が事故に遭ったとき(セウォル号沈没事故)も喪章をつけたことがある。起きてはならないことが起きてしまった。今後はこのような事故が起こらないよう、再発防止に努めてほしい。ご遺族のどれだけ苦しんでいるのか心配だ」と述べ、被害者と遺族に深い哀悼の意を表していた。
(記事提供=OSEN)
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