昨シーズンまでガンバ大阪に在籍した韓国代表DFキム・ヨングォン(32、蔚山現代)が、カタールW杯アジア最終予選ラストゲームへの意気込みを語った。
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韓国代表は本日(3月29日)行われるカタールW杯アジア最終予選グループA第10戦で、アウェーのアール・マクトゥーム・スタジアムでUAE代表と対戦する。
去る24日にホームでイラン代表に2-0で勝利し、グループ首位に浮上した韓国は、UAE戦で勝利すれば無条件で首位通過が決まる。
そんな最終予選ラストゲームを前に行われた記者会見で、キム・ヨングォンは「イラン戦以降、十分に回復できる時間は長くなかった。最大限回復することに重点を置こうと考えている。試合に向けてはいつも通り準備した」と伝えた。
W杯本大会出場は確定したものの、最終目標である首位通過は揺るがない。現在まで9試合7勝2分と無敗を貫いているとはいえ油断は禁物だ。
「選手個々人というより、UAEというチーム全体のスタイルについて多くの分析をした」と話すキム・ヨングォンは、「本大会出場は確定したものの、毎試合で最善を尽くさなければならない。比較的プレッシャーの少ない状況で試合をするため、今まで以上に自信のあるプレーができることを期待している。選手たちはピッチ上で何をすれば良いかよくわかっている」と述べた。
来る11月に開幕するカタールW杯本大会でメンバーに選ばれれば、キム・ヨングォンにとっては2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯に次ぐ3大会目の出場となる。
キム・ヨングォンは「監督とコーチ陣を中心に計画が体系的に組まれているし、準備過程からしっかりとマネジメントされている」とベント監督体制での充実ぶりを伝えると、「そうした部分が、我々がW杯の準備を進め最終予選を戦うにあたり、これまでと大きく異なる部分だった」と、過去の代表チームから変化した点を伝えていた。
なお、韓国対UAEの一戦は22時45分(日本時間)キックオフ予定だ。
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