Netflix『バレリーナ』で世界的に注目を浴びているチョン・ジョンソ出演の映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』より、ハロウィーン(10月31日)にちなんだ本編映像が解禁となった。
ハロウィーンといえば、「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!(Trick or Treat!)」という言葉が思い浮かぶが、お菓子をもらっても容赦なくスーパーパワーを駆使して精神病院から脱走するモナ・リザの様子を収めた映像となっている。
”他人を操る”特殊能力を持つがゆえに12年間、精神病院に隔離されていた〈モナ・リザ〉。本作は、自由と冒険を求めて施設から抜け出し、不穏な月が微笑むネオンカラーの街ニューオーリンズを舞台に、新たな世界を切り開いていくモナ・リザの姿が描かれている。
謎の少女〈モナ・リザ〉を演じるのは、「グローバルTOP 10の映画(非英語)」で1位を獲得、「今日の映画TOP10(日本)」入りを連日果たすなど国内外問わず話題沸騰中のNetflix『バレリーナ』で、親友の仇を討つべく復讐を誓う女性オクジュ役を務めた今大注目のチョン・ジョンソ。村上春樹の短編小説の映画化作品『バーニング 劇場版』を観て一目で惚れ込んだアナ・リリ・アミリプール監督からオファーを受け、満を持して本作でハリウッドデビューとなった。
今回解禁となったのは、チーズ味のスナックを食べながらテレビを観ている看守に、拘束衣を着たモナ・リザが近づくシーン。「(そのお菓子を)ちょうだい」と言い放つモナ・リザに、恐る恐るスナックを渡す看守。どうやら気に入ったのか貪り食べる。
その隙に看守が非常通報ボタンを押し、院内にサイレンが鳴り響く。怒ったモナ・リザはスーパーパワーを使い、監視用モニターに看守自ら頭をぶつけるように操り、精神病院から抜け出すのだった。
チョン・ジョンソの映画デビュー作『バーニング 劇場版』を観たアナ・リリ・アミリプール監督は、彼女がモナ・リザだと直感したようで、彼女のエージェントにすぐさまオーディション用テープの撮影を依頼したという。モナ・リザというキャラクターが終始むしゃむしゃと何かを食べているため、ジョンソの食事シーンを見たかったのだ。
チョン・ジョンソの新たな魅力あふれる映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、11月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国公開。
監督・脚本:アナ・リリ・アミリプール
出演:ケイト・ハドソン、チョン・ジョンソ、クレイグ・ロビンソン、エド・スクライン、エヴァン・ウィッテン
2022年/アメリカ/英語/106分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Mona Lisa and the Blood Moon/字幕翻訳:高山舞子/G
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://monalisa-movie.jp
◇チョン・ジョンソ プロフィール
1994年7月5日生まれ。幼いころからカナダと韓国を行き来し、カナダで中学校を卒業し高校の途中で韓国に帰国した。演技のスクールに通いながら、事務所を見つけた。事務所との契約から3日後に『バーニング 劇場版』の主演に抜擢され、華々しいデビューを飾る。その後、Netflix映画『ザ・コール』でヨンスク役を演じ、新人らしくない演技力で話題となり、Netflix『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』でトーキョー役を演じて、知名度を上げた。
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