失恋した全ての男女が共感できる別れ話を描いた韓国映画『失恋した人たちのための7時の朝食会』(原題)が全撮影を無事に終え、2025年3月にクランクアップした。
そこで今回は、出会いから話題を集めたスジ、イ・ジヌクのクランクアップ現場の写真と感想を公開する。
2024年12月末の撮影開始から約3か月間、スジ、イ・ジヌク、ユ・ジテ、クム・セロクの現実的な恋愛と失恋に対する深い感性を、冬の雰囲気にどのように溶け込ませたのか期待を集めている。
映画『失恋した人たちのための7時の朝食会』は、2012年に発刊されたペク・ヨンオク作家の同名原作小説を映画化した作品である。サガン(演者ペ・スジ)とジフン(演者イ・ジヌク)がそれぞれの事情を抱えて集まった朝食会で自分の「失恋記念品」を交換し、お互いの事情と痛みを共有し、別れと失恋に対処する人々の物語を描いている。
今回の映画でサガン役を演じたスジは、航空会社の機長、ジョンス(演者ユ・ジテ)との恋愛と別れを繊細に描き出し、深みのある演技を披露した。彼女は「良い監督と俳優の方々と一緒に演技できて幸せな撮影現場だった。原作小説を読んだ記憶が思い浮かび、映画化される過程を見守りながら不思議な気分を感じた。そして、私がサガンを演じながら慰められた瞬間のように、観客の方々もこの映画を通じて暖かい慰労を感じることを願う」と作品とキャラクターに対する愛情を表し、撮影の感想を伝えた。
続いて、コンサルタント講師「ジフン」役を演じたイ・ジヌクは長い恋愛を通じて、ヒョンジョン(演者クム・セロク)との現実的な愛と別れに対して、どっしりと深みのある演技で「ロマンス職人」の力を再び披露した。彼は、「撮影を無事に終えて嬉しくもあり、名残惜しくもある。良い俳優たちと一緒に演技できて、撮影中ずっと気持ちの良いエネルギーを得ることができた。ジフンを演じながら、別れの多様な感情を表現しようと努力しただけに、観客にも映画を観て暖かい共感と慰労が伝えられることを願う」と感想を伝えた。
最後に、映画『69歳』、『世紀末の愛』で格別な関心と繊細な演出力を披露したイム・ソネ監督も「良いスタッフたちと俳優たちの努力と悩みのおかげで撮影を無事終えることができた。映画を待つ観客の方々にとって良い作品になるように残りの作業に努める」と伝え、撮影を終えた感想と抱負を明らかにした。
この映画は、2025年に公開目標作である映画『王を探して』(仮題)、『インタビュー』(原題)などの作品を手掛けるW/A Studioが制作を担当している。イム・ソネ監督とは『世紀末の愛』(原題)に続き、2度目の作品を共にすることになった。
また、マネジメントSOOPが今回の映画に企画段階から参加した。さらに、様々な映画投資制作で領域を広げている総合メディアコンテンツ制作会社のWYSIWYG Studiosが共同制作に参加するなど、豪華制作陣で構成されている。
なお、『失恋した人たちのための7時の朝食会』は2025年冬の韓国公開を目標に残りの作業を続ける。
(記事提供=OSEN)
◇ペ・スジ プロフィール
1994年10月10日生まれ。2010年デビューのガールズグループ、missAのメンバーとしてK-POP界の最前線を駆け抜けた。女優としての活躍も目覚ましく、2012年公開の韓国映画『建築学概論』では“国民の初恋”と称されるほどの人気を得た。現在は韓国を代表する女優として、多彩な作品に挑戦し続けている。
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