なぜか、ベトナムで韓国映画歴代No.1を記録した作品とは一体…。
巨額の製作費を投じた大作ではなく、大物スターも未出演。2022年サマーシーズンにおける韓国での公開前は、誰もが全くのノーマーク作品だった『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』。だがしかし、あまりにも突き抜けた面白さが瞬く間にSNSで広まり、封切り5日目には興収No.1に駆け上がるスマッシュ・ヒットを記録した。
その勢いが、なぜかベトナムに伝わり、韓国映画の歴代興収ベストワンに輝く異例の大ヒットも記録してしまった。“揚げる大捜査線”の愛称を持つ映画『エクストリーム・ジョブ』を超える爆笑の話題作が、年末年始に日本に上陸する。
韓国軍の兵士が手にした1等賞金6億円の宝くじが、韓国から軍事境界線を越えて北朝鮮兵士のもとに?まさに『愛の不時着』ならぬ、『宝くじの不時着』が発生する本作。愛と平和は置き去りに、一攫千金を狙った、共同給水区域=“JSA”で前代未聞の南北“宝くじ”会談が始まる。
果たして最後に6億円を手にして笑うのは南か北か。予測不能かつ笑撃の嵐が吹き荒れるストーリー中で、奇妙奇天烈な人間模様が繰り広げられるシチュエーション・コメディが開幕!! 年末年始はこの映画で笑い納め&笑い初めが出来ること間違いなし。
今回完成した日本版ポスタービジュアルは、奇想天外な展開が予見でき、ワクワク感が溢れ出ている仕上がりだ。上段中央には、最初に1等賞金6億円の宝くじを拾った韓国軍人・チョヌ(演者コ・ギョンピョ)を写し出し、宝くじを持ちながら野心と金欲にまみれた表情を見せて、主役の人間性を可笑しく表している。また左右には、宝くじを奪取するために、チョヌと一緒に作戦行動を共にするも、分け前を要求してしまう上官・カン小哨長(演者ウム・ムンソク)、優しすぎてどんくさい観測兵・マンチョル(演者クァク・ドンヨン)が登場している。何かを踏ん張る形相、あっけにとられた面持ちを見せて、北朝鮮に不時着してしまった“宝くじ奪取作戦”が、非常に困難なミッションだという事を表している。
また下段には、宝くじの二番目の持ち主で、現保有者となる北朝鮮上級兵士・ヨンホ(演者イ・イギョン)が、口を開けて興奮する様子が捉えられている。韓国発行の6億円のくじが、北朝鮮でも重要なブツだという事を表現している。さらに、ヨンホの妹で“ディスり兵士”の異名を持つ・ヨニ(演者パク・セワン)、弾ける時はとことん弾ける政治指導員・スンイル(演者イ・スンウォン)、ハッキング専門の上級兵士・チョルジン(演者キム・ミンホ)らも登場し、一枚のくじを巡る“南北ドリーム争奪戦”の戦況を、一枚のポスタービジュアルで表現している。“幸運のウリ坊”というキャラクターもひょっこり顔を出し、行末を見守っている様子がとてもチャーミングだ。
なお、ポスタービジュアルには、【字幕監修:松尾スズキ】と表記されている。作家、演出家、俳優として、長年第一線で活躍を果たす松尾氏が、本作のバラエティー表現を昇華させる。
超日本語字幕版!字幕を監修した松尾スズキの推薦コメント
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設定がいい。構成がいい。キャストがいい。
コメディとしてもサスペンスとしても、小憎らしいほど冴えている。
関われて光栄です。
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