東欧を代表するアニメーションスタジオ・Animagrad制作のファンタジー・ラブストーリー『THE STOLEN PRINCESS(英題)』が、『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』という邦題で今年秋に全国劇場公開される事が決定した。
【写真】INI、「2021MAMA」での“圧巻のステージSHOT”
本作は、ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本初の劇場上映作品となる。
主人公・ルスラン役を演じるのは、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したグローバルボーイズグループ・INIのメンバーで、劇場映画初出演、初主演、声優初挑戦となる、髙塚大夢が抜擢された。
髙塚が演じる主人公・ルスランは、鳴かず飛ばずの役者として生計を立てながらも、国を守る騎士に憧れている青年。ある日王宮から抜け出した王女・ミラと運命的な出会いを果たし、一瞬にして恋に落ちるが、彼女は悪の魔法使い・チェルノモールの魔術によって、ルスランの目の前で連れ去られてしまった!ルスランは、愛するミラを救出するため、危険と隣合わせの魔法の国へ冒険に出る事を決意する。
主人公演じる髙塚大夢よりコメントも到着。「日本初上映のウクライナ映画である本作品。三流役者という肩書きがありながら、騎士に憧れ、愛するミラを救うため不器用なりに困難に立ち向かっていく主人公ルスラン。その姿は、自分と重なるところも多く、等身大で演じられた部分も多かったと思います。吹き替え初挑戦ということもあり、時間があれば台本を読み込んでいましたが、読めば読むほど、登場人物の隠れた魅力に気付かされる、とても素敵な作品です。声優のお仕事は、以前から自分でも挑戦してみたいと思っていました。それがこのような形で実現でき、大変嬉しく思います。この映画の魅力が、少しでも多くの方に届けばいいなと思っております」と意気込みを語っている。
また本作の日本版ビジュアルも完成。高塚が演じる主人公・ルスランと、ヒロインのミラが大きく映し出され、2人が悪の魔法使いに立ち向かう姿と、“ファンタジー・ラブストーリー”という作品性も表現している。また「愛する人を守るため、いま戦う――」というキャッチコピーは、今なお続くウクライナ侵攻で戦う現地の人々とリンクし、本作で伝えたいメッセージを表している。さらにルスランとミラが、冒険で出会う仲間たちや、愛くるしい表情を見せる動物、魔法の世界に生きるドラゴン、悪の魔法使い・チェルノモールらも映し出されており、個性溢れるキャラクターも確認できる。
◇STORY
騎士に憧れを持つルスランと王女であるミラ。身分が違う二人はお互いの素性を知らぬまま出会い、やがて恋に落ちる。しかし、悪の魔法使いであるチェルノモールがルスランの目の前でミラを連れ去り、ミラの愛の力を自分の魔力に変えてしまう。ルスランは、愛するミラを助けるためにあらゆる障害を乗り越え、本当の愛は魔法よりも強いということを証明するべく旅へと出るが、そこには様々な困難が待ち受けていた…。
◇INIとは?
2021年11月3日にデビュー。Mnetのアイドルオーディション番組『PRODUCE』シリーズの日本版『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で誕生したボーイズグループ。池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅の11人で構成。韓国CJENMと吉本興業の合弁会社であるLAPONEエンタテインメントに所属しており、Twitterのアカウントは開設後、約1カ月でフォロワー数30万人を突破。11月18日に発表された「第63回 輝く!日本レコード大賞」では新人賞を受賞するなど、目覚ましい活躍を見せている。グループ名には“11人の僕たち(私:I) があなた(I)と繋がり合う(Network)”という意味が込められている
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