リュ・スンワン監督の新作『密輸』(原題)が今夏の劇場公開を確定し、ローンチポスターを初公開した。
2021年、『モガディシュ 脱出までの14日間』で4年ぶりにカムバックし、評壇と興行を全て席巻。コロナ禍で疲弊していた韓国劇場街に活力を吹き込んだリュ・スンワン監督が戻ってくる。
『密輸』は平和だった海辺で、密輸に巻き込まれた人々の話を描いた海洋犯罪活劇。今夏公開のニュースとともに公開されたポスターには、キム・ヘス、ヨム・ジョンアのシルエットが含まれている。
ここにキム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミン、キム・ジョンス、コ・ミンシまで名前だけでも新鮮で胸が躍る組み合わせになった俳優たちの出演が予告され期待感を増している。特に、『モガディシュ』に出演していたチョ・インソンを除いて、リュ・スンワン監督作品初出演の俳優ばかりなので、新鮮なシナジーが好奇心をくすぐる。
併せて公開されたローンチ予告には、リュ・スンワン作品に対する信頼感とともに、海と都市を行き来する背景のなか、夏の映画特有の涼しい感性まで呼び起こす。
特に『ベテラン』(2015)以降、久しぶりに帰ってきたリュ・スンワン監督のクライム映画に、キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミン、キム・ジョンス、コ・ミンシとった新顔が、どのような活劇を繰り広げられるのかに注目だ。
なお『密輸』は『ベテラン』、『軍艦島』(2017)、『EXITイグジット』(2019)、『モガディシュ』と、夏の観客を満足させてきた製作会社「外柔内剛」の劇場公開作だ。現在は後半の編集作業中で、今夏にお披露目となる。
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