カン・ドンウォン主演映画『半島』の裏側を公開。『新感染』よりパワーアップした続編なるか

2020年07月13日 映画 #韓国映画

韓国映画『半島』(原題)が、爽快感あふれるアクションシーンの裏側を公開した。

『半島』は、2016年に韓国で公開された『新感染 ファイナル・エクスプレス』(以下、新感染)から4年後の朝鮮半島を舞台に、残された人々の最後の死闘を描くアクションブロックバスター映画だ。

【画像】カン・ドンウォン「死ぬまで演技一筋」

IMAXはもちろん、4DX、ScreenX、4DX SCREEN、SUPER4D、DOLBY ATMOSなど、韓国映画初の6つの次世代型映画上映システムを導入した『半島』は、爽快感溢れるアクションによる新しい体験を提供する作品として注目を集めている。

映画『半島』スチール写真

“20分間” スリル満点のカーチェイス

『半島』の見どころの一つは、圧倒的なスケールを誇るスピード感とスリル満点のカーチェイスだ。

約20分間、息をつく暇もない速度で突進するカーチェイスシーンは、今までの韓国映画では感じたことのない爽快感を与える。

さらに、都心の随所で出没したゾンビの群れをかいくぐって、疾走する生存者たちの追撃シーンは圧倒的だ。

このシーンはCGチームとアクションチームの協力で完成したという。制作陣はリアルな場面を具現するために、細かい照明の変化や多角度で変わるカメラの位置、走る自動車とゾンビがぶつかり合う打撃度まで細かく計算し、過去最高のカーチェイスシーンを誕生させた。

ワンカットで作られた緊張感あふれる“ゾンビラン”アクションも見逃せない。限られた時間内にゾンビから逃げなければならない生存者の姿が極度の緊張感を与える。

「観客が映画の中で一緒に体験するような感覚を与えたかった」というアクション監督のホ・ミョンヘンは、コロシアムのような競技場での生存者とゾンビの追撃戦をワンカットで構成し、まるで観客がゾンビに追われるような臨場感を作り上げた。

映画『半島』スチール写真

前作と異なるゾンビへの態度

『半島』と『新感染』の大きな違いの1つはゾンビに対する生存者の姿だ。

音と光に敏感なゾンビたちの特性を見抜いた生存者らは、これを逆に利用して脅威的なゾンビの攻撃を防ぐ。もはやゾンビは恐怖の対象ではない。『半島』の生存者は銃器類はもちろん、あらゆる武器で真っ向から戦う。

派手な照明で武装したRCカーと照明弾でゾンビを誘引したり、銃弾を浴びせるなど、劇的にアップグレードしたゾンビとの正面対決が映画の迫力を高めている。

とびかかるゾンビたちを避けずに突っ込んでいく彼らのサバイバルアクションは、観客にスリルと爽快感を同時に与え、観る者に強烈なカタルシスをもたらす。

映画『半島』は、7月15日に韓国公開予定。

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