U-23アジア杯、日韓同居の“死の組”に韓国率いる元Jリーガー監督は何を語った?「油断できない」

日本と同じ“死の組”に入ったU-23アジアカップの抽選結果を受け、U-23韓国代表指揮官が意気込みを伝えた。

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来年4月にカタールで開催されるU-23アジアカップのグループステージ組み合わせ抽選会が11月23日に行われ、韓国は日本、中国、UAEと同じグループBに入った。

U-23年代の対戦成績では、韓国が3カ国相手にいずれも勝ち越している。日本とは通算17試合7勝4分6敗、中国とは通算17試合12勝3分2敗、UAEとは通算10試合7勝1分2敗だ。

ただ、決して簡単な相手ではない。特に“宿命のライバル”日本とは直近の杭州アジア大会決勝で対戦し、韓国が2-1で勝利したが、昨年6月のU-23アジアカップ準々決勝では0-3の完敗を喫している。

「比較的難しいグループ」

U-23韓国代表を率いるのはファン・ソンホン監督。現役時代はセレッソ大阪や柏レイソルでもプレーし、C大阪時代の1999年には韓国人選手史上初のJリーグ得点王に輝いた韓国代表ストライカーだった。

そんな指揮官は組み合わせ抽選会後、韓国サッカー協会(KFA)を通じて「ベスト16入りしたチームに簡単な相手はいないと思っていたが、比較的難しいグループに入った。油断できない相手だと思う」とし、「強い相手が揃っているが、我々も競争力がある。最善を尽くして準備し、良い結果を持ってトーナメントに進出したい」と伝えた。

ファン・ソンホン監督
(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・ソンホン監督

U-23アジアカップは4つのグループに分かれて行われ、各組2位までがベスト8の決勝トーナメントに進出する。韓国が属するグループBは、決勝トーナメント準々決勝でグループA(カタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア)の国と対戦する。

ファン・ソンホン監督は「オーストラリア、カタール、ヨルダンは伝統的な強豪だ。カタールにはホームの利点がある。トーナメントからは毎試合決勝という考えで臨まなければならない。一試合一試合、目標に向かって前進し、自分たちが望む目標に向かっていけるようにしたい」と強調した。

今回のU-23アジアカップは2024年パリ五輪のアジア最終予選も兼ねており、上位3カ国に出場権が与えられる。4位の国はアフリカサッカー連盟(CAF)加盟国と本大会出場をかけたプレーオフに進む。

韓国がパリ五輪本大会への出場権を獲得できれば、世界初となる10大会連続本大会出場記録を打ち立てる。指揮官は「当然、目標は10大会連続の五輪本大会進出だ。難しい過程だが選手たちの能力を信じ、必ず目標を達成できるよう最善を尽くす」と伝えた。

そして、「(大会まで)今後、2度招集してトレーニングをすることができる。どれだけ効率的に行うか悩んでいる。招集機会は限られているがベストを尽くし、競争力を兼ね備えた良いチームに作り上げるつもりだ。ファンが望んでいることはよくわかっている。必ず10大会連続で五輪本大会に進出できるよう、今から準備を進める」と決意を明らかにした。

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