「油断が“災い”を招いた」森保ジャパンの衝撃敗戦に韓国も痛烈指摘!「先発変更が“敗着”の引き金」

日本は同日、ドイツ戦の先発メンバーから5人もの選手を入れ替えた。

コスタリカは初戦でスペイン代表に0-7と衝撃的な完敗を喫した。グループEの“最弱”にまで挙げられたほどだった。

FIFAランキングでも、日本が24位とコスタリカ(31位)よりも高い。森保監督は一部主力の体力御温存しつつ、グループ最終節のスペイン戦を見通した構想を描いていた。実際、MF久保建英(21、レアル・ソシエダ)やMF伊東純也(29、スタッド・ランス)らが先発を外れた。

吉田麻也

しかし、結果的にこの采配が“敗着”の引き金となった。油断が招いた結果だ。

日本はコスタリカを終始追い詰めたが、望んでいた得点が一向に決まらなかった。前後半通して14本ものシュートを放ち、うち3本の枠内シュートを記録したが、ノーゴールの沈黙に終わった。一方、コスタリカは唯一の枠内シュートがそのまま得点につながった。

ボール支配率やパス回数でも相手を上回った日本。しかし後半35分、痛恨のミスから生まれた失点を防ぐことはできなかった。何より、キャプテンのDF吉田麻也(34、シャルケ)の中途半端なクリアが失点につながっただけに、その衝撃はさらに大きかった。

それでも、森保監督は先発変更について試合後「まったく後悔していない」と、自身の立場を固守していた。

同じグループEでは、ドイツとスペインの一戦が1-1の引き分けで終了。これにより、スペインが勝ち点4で首位に立ち、日本が勝ち点3(得失点差0)で2位、コスタリカが勝ち点3(得失点差-6)で3位、ドイツが勝ち点1で4位となった。

日本はベスト16入りを確信できる立場ではなくなった。第3節で激突するスペインは今大会の優勝候補の一つだ。仮に日本がスペインに敗れ、ドイツまたはコスタリカが勝利した場合、日本はその時点でグループステージ敗退が決まる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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