第35節ベストイレブンにはMVPのアダム、蔚山現代からPKの同点弾につながる相手のハンドを誘発したMFイ・チョンヨン(34)、逆転ゴールをアシストしたイ・ギュソンのほか、元サガン鳥栖、鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン(28)が選出された。
今年9月に金泉尚武(キムチョン・サンム)での兵役を終えたチョン・スンヒョンは、この試合が蔚山現代復帰後4試合目のリーグ戦出場に。同日は元FC東京、大宮アルディージャ、ガンバ大阪のDFキム・ヨングォン(32)とセンターバックのコンビを組み、コーナーキックによる失点以外は相手にゴールを割らせなかった。
なお、蔚山現代は本日(11日)行われる第36節の浦項(ポハン)スティーラース戦で勝利すれば、2試合を残して自力優勝が確定。2005年以来17年ぶりのリーグ制覇が決まる。
Kリーグ2第43節のMVPは大田(テジョン)ハナシチズンのFWレアンドロ(27)だ。
レアンドロは10月8日、金浦(キムポ)ソルトサッカー場で行われた金浦FC対大田の試合で2ゴールを記録し、大田の3-0の勝利に貢献した。
この日の試合は、FWコン・ミンヒョン(32)の先制点とレアンドロの2ゴールで大田が前半だけで3点差をつけた。ただ、金浦FCが後半以降も大田を追い詰めるなど、試合終盤まで熾烈な様相を見せたことでベストマッチに選ばれた。
ベストチームは釜山(プサン)アイパークだ。
釜山は10月9日、釜山アジアド補助競技場で行われた忠南牙山(チュンナム・アサン)FCとの試合で、MFブルーノ・ラマス(28)、DFイ・ハンド(28)、MFイ・サンホン(24)、MFソン・ホヨン(23)の4人が得点を記録し、4-0の完勝を収めた。
以下、Kリーグ1第35節、Kリーグ2第43節のベストイレブン。
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―Kリーグ1
FW:ジェルソ・フェルナンデス(済州ユナイテッド)、マルティン・アダム(蔚山現代)、コ・ジェヒョン(大邱FC)
MF:ユン・ビッカラム(済州ユナイテッド)、イ・ギュソン(蔚山現代)、イ・チャンミン(済州ユナイテッド)、イ・チョンヨン(蔚山現代)
DF:チョン・ウン(済州ユナイテッド)、ホン・ジョンウン(大邱FC)、チョン・スンヒョン(蔚山現代)
GK:キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:レアンドロ(大田ハナシチズン)、パク・ジェヨン(FC安養)、キム・ヒョンウク(全南ドラゴンズ)
MF:イ・ジンヒョン(大田ハナシチズン)、パク・ハンビン(光州FC)、チョン・ホヨン(光州FC)
DF:オ・ジョンウォン(釜山アイパーク)、キム・ジェウ(大田ハナシチズン)、イ・ハンド(釜山アイパーク)、イ・フグォン(全南ドラゴンズ)
GK:イ・チャングン(大田ハナシチズン)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)