Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、10月8~9日に行われたKリーグ1(1部)第35節とKリーグ2(2部)第43節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
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Kリーグ1第35節のMVPは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のハンガリー代表FWマルティン・アダム(27)だ。
アダムは10月8日、蔚山文殊サッカー競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース戦で2ゴールを記録し、蔚山現代を劇的な2-1の逆転勝利に導いた。
同日、後半29分から途中出場したアダムは、同アディショナルタイム7分にPKを冷静に成功させ、1点ビハインドから同点に追いついた。
すると、続く同アディショナルタイム10分、今度は右コーナーキックからMFイ・ギュソン(28)が上げたボールをヘディングで合わせ、値千金の逆転ゴールを記録した。
1位の蔚山現代と2位の全北現代による「天王山」として注目を集めたこの日の試合は、ガンビア代表MFモドゥ・バーロウ(29)が前半33分に決めたゴールで全北現代がリードを続けていたが、後半アディショナルタイムのアダムの2ゴールで蔚山現代が痛快な逆転勝利を収めた。
両チームの対決は第35節のベストマッチに選ばれ、勝利した蔚山現代はベストチームに選ばれた。