6月24日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、21～22日に行われたKリーグ1（1部）第17節、Kリーグ2（2部）第22節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第17節のMVPは仁川（インチョン）ユナイテッドのモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ（30）だ。
ムゴシャは6月22日、仁川サッカー専用競技場で行われた仁川と江原（カンウォン）FCの試合でハットトリックを記録し、仁川を4-1の勝利に導いた。
ムゴシャは前半13分、ペナルティエリア内でMFイ・ミョンジュ（32）のパスを受け、相手DFを背負いながら振り向きざまのシュートで先制ゴールを決めると、後半5分には左サイドでDFカン・ユング（29）が送ったグラウンダークロスを左足で流し込み、2点目を記録。そして後半24分、MFキム・ドヒョク（30）のパスから冷静に左足でシュートを決め、ハットトリックを達成した。
Kリーグ1の得点ランキング1位を走るムゴシャは、この試合でさらに3ゴールを追加し、計14ゴールで単独首位の座を守った。
計5ゴールが飛び交った仁川と江原の試合は、第17節のベストマッチに選ばれた。また、ムゴシャのハットトリック、FWソン・シウ（28）のゴールでホームゲーム4得点に成功した仁川は、第17節ベストチームに選ばれた。
また、ベストイレブンには21日の済州（チェジュ）ユナイテッド戦で後半ロスタイムにゴールを決め、チームを勝利に導いた元松本山雅FCのDFジョ・ジヌ（22）も名を連ねた。
Kリーグ2第22節MVPは安山（アンサン）グリナースのブラジル人FWドゥアルテ（29）だ。
ドゥアルテは6月22日、木洞（モクトン）総合運動場で行われたソウルイーランドFCと安山の試合で決勝ゴールを記録し、安山を3-2の勝利に導いた。
この日の試合は前半13分に安山がMFソン・ジンギュ（24）のゴールで先制すると、前半25分にソウルイーランドのMF西翼（32）が同点弾を決め、前半32分にソン・ジンギュの2点目で安山が再勝ち越し。後半27分にはアルゼンチン人FWフェリペ・カデナッツィ（30）のゴールでソウルイーランドが再同点弾を決めるなど、両チームが熾烈な接戦を繰り広げたが、後半32分のドゥアルテの決勝ゴールで安山の勝利に終わった。
両チームで計5ゴールが生まれたこの日の試合は第22節のベストマッチに選ばれた。また、シーズン初の連勝で最下位脱出に成功した安山は、第22節ベストチームに選ばれた。
また、ベストイレブンには元藤枝MYFCのDFクォン・ヨンホ（28、安山グリナース）が選ばれていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
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―Kリーグ1
FW：セシーニャ（大邱FC）、ステファン・ムゴシャ（仁川ユナイテッド）
MF：イ・スンウ（水原FC）、イ・ミョンジュ（仁川ユナイテッド）、イ・チョンヨン（蔚山現代）、オム・ウォンサン（蔚山現代）
DF：パク・ミンギュ（水原FC）、ホン・ジョンホ（全北現代モータース）、ジョ・ジヌ（大邱FC）、キム・ムンファン（全北現代モータース）
GK：キム・ドンヒョン（仁川ユナイテッド）
―Kリーグ2
FW：カニョート（安山グリナース）、ジョナタン・モヤ（FC安養）、ソン・ソギョン（金浦FC）
MF：パク・チョルウ（忠南牙山FC）、ファン・ギウク（FC安養）、ソン・ジンギュ（安山グリナース）、ドゥアルテ（安山グリナース）
DF：クォン・ヨンホ（安山グリナース）、イ・チャンヨン（FC安養）、チョ・ユミン（大田ハナシチズン）
GK：イ・スンビン（安山グリナース）
（翻訳・編集＝ピッチコミュニケーションズ）
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