スーパーコンピューターは“正確に”韓国代表FWソン・フンミン(29、トッテナム)を選択した。
イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が6月7日までに報じたところによると、ベッティング業者「Betvictor」がスーパーコンピューターを活用して選定した2021-2022シーズンのプレミアリーグ年間ベストイレブン(Stats Based Team of the Year)にソン・フンミンも名を連ねた。
このベストイレブンでは、各選手を個人スタッツと活躍ぶりを基に評価し、11人を選出した。
ソン・フンミンのほかでは、モハメド・サラー、チアゴ・アルカンタラ、トレント・アレクサンダー・アーノルド、ジョエル・マティプ、アリソン(以上、リバプール)、リヤド・マフレズ、ケヴィン・デ・ブライネ、ジョアン・カンセロ、ルーベン・ディアス(以上、マンチェスター・シティ)、ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド)が選ばれた。ソン・フンミンはトッテナムの選手で唯一選出された。
「Betvictor」は、ソン・フンミンがPKなしで得点王に輝いた点、すべてのシュートの内54.7%が枠内シュートだった点などを評価し、ベストイレブンに選出した。
ソン・フンミンは2021-2022シーズンのプレミアリーグで23ゴール7アシストを記録し、アジア人として初めて得点王に輝いたにもかかわらず、いくつかの授賞式で候補から落選した。
特に、最近ではイングランドプロサッカー選手協会(PFA)の年間最優秀選手候補にも落選したことで議論が巻き起こり、一部では「人種差別」と非難の声も挙がった。
それでも、客観的な指標で選手を評価するスーパーコンピューターは、ソン・フンミンの名前を外すことはなかった。
『フットボール・ロンドン』もこれらの結果を意識したように、「ソン・フンミンがスーパーコンピューターの選択を受け、ついに賞の正当性を確保した」と報じていた。
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