バルセロナ下部組織出身で“韓国のメッシ”と呼ばれたFWイ・スンウ(24、水原FC)が、Kリーグ初ゴールを決めて話題だ。
3月19日、ホームの水原総合運動場で行われたKリーグ1(1部)第6節の大邱FC戦でイ・スンウは先発フル出場。前半にゴールを決める活躍でチームを4-3の勝利に導いた。
イ・スンウのゴールが生まれたのは前半11分(2:12~)。
当時、ハーフウェイライン付近でパスを受けたFWイ・ヨンジュンが相手DFを突破すると、大邱FCのDFラインの裏に抜け出したイ・スンウへスルーパスを送る。一瞬のスピードでボールに追いついたイ・スンウは、後方から迫った相手DFに体をぶつけられながらも素早く右足を振りぬき、相手GKのニアを突いてゴールネットを揺らした。
得点後、イ・スンウは祝福に来たチームメイトを制止し、一人で愉快なダンスを披露。その後はチームメイトの祝福を受け、喜びを爆発させていた。なお、イ・スンウが公式戦で得点を決めたのは、シント=トロイデン時代の2020年9月以来“553日ぶり”とのことだ。
これまでエラス・ヴェローナ、シント=トロイデン、ポルティモネンセと欧州を渡り歩き、今季から自身初挑戦となるKリーグでプレーしているイ・スンウ。近年はクラブキャリアでの伸び悩みが伝えられてきたが、母国の舞台で再起を図ることができるかに注目したい。
■「誰よりも調子は良かったのに…」イ・スンウが振り返る欧州生活
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