イ・スンウはなぜシント=トロイデンで活躍できなかった?「僕も知りたかった」と本人明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加

来シーズンから韓国KリーグでプレーするFWイ・スンウ(23、水原FC)が、シント=トロイデン(ベルギー)で出場機会を与えられなかったことに言及した。

【関連】イ・スンウ、相手に頭突きで衝突騒ぎ…

イ・スンウは12月6日、YouTubeチャンネル『UCN SPORTS』の動画に出演し、単独インタビューに応じた。

バルセロナ下部組織出身のイ・スンウは、かつて“韓国のメッシ”と呼ばれ将来を嘱望された有望株だった。韓国代表にも若くして選ばれ、2018年ロシアW杯では当時20歳ながら10番を背負い、同年のジャカルタ・アジア大会ではU-23韓国代表をけん引し、金メダル獲得に貢献した。

しかし、肝心のクラブキャリアでは、これまで在籍したエラス・ヴェローナ(イタリア)やシント=トロイデン、レンタルで加入したポルティモネンセ(ポルトガル)で思うような活躍を見せられず。

特に今シーズンは1試合も公式戦出場がなく、去る11月23日にシント=トロイデンと契約解除。しばらく無所属状態が続いていたが、12月3日、故郷・水原(スウォン)市をホームタウンとするKリーグ1(1部)の水原FCへの加入が発表されていた。

(写真提供=Belga Image/アフロ)シント=トロイデン時代のイ・スンウ

「コンディションは誰よりも良かった」

イ・スンウは『UCN SPORTS』のインタビュー内で、シント=トロイデンでプレーできなかった理由について問われると、次のように答えた。

「その理由を知っていれば僕にも何かできたはずだが、誰も理由を話してくれなかった。2年半の間、監督やオーナーと話しても“戦術上”、“システム上”という言い訳のようなことを言われて試合に出させてくれなかった。誰も明確には話してくれなかった」

「だからこそ、僕が選手としてできることは練習場で最大限(パフォーマンスを)発揮することと、練習試合やカップ戦を通じて見せることしかなかった。一日も休まずトレーニングに臨んだし、コンディションも良かった。練習試合でも良い活躍を見せていた」

「それでも、いつも試合ではメンバーにすら選ばれず、練習試合でもチャンスを与えてくれなかった。2年半という時間はとても長かったが、これからは良いことだけがあると思っているし、(シント=トロイデンで)学んだこともたくさんあった」

続けて、司会から「(自分の)パフォーマンスにまったく問題がなかったと選手本人が話せるものなのか?」と問われると、「僕は堂々と話せる。選手としての体調やコンディションは誰よりも良かったから、誰にでも(自分が)最高のコンディションだったと話すことができる」と自信を持って伝えた。

(写真=『UCN SPORTS』キャプチャ)

これまで長く欧州生活を続けていただけに、母国Kリーグでのプレーは新たな挑戦だ。イ・スンウは「Kリーグは初めてなので代表のヒョン(兄さん)たちにたくさん聞いた。全員が共通して“韓国は本当に簡単ではないリーグだ。守備が特に強く、より粘り強いから難しいはずだ”と応援してくれた」と、代表の先輩からエールを受けたことを明かした。

そして、「韓国でプレーすること自体が10年ぶりだ。適応することが最も重要だと思う。故郷に戻ってきてサッカーができることが嬉しく、多くの関心を持ってくれていることに感謝している。まずは試合に出場し、フォームを取り戻して良いパフォーマンスを見せなければならない」と、韓国サッカーファンからの期待に応える覚悟を伝えた。

J経験者多数在籍の水原FC

水原FCは2003年にセミプロの水原市庁サッカー団として創設され、2013年から現在のクラブ名に名称を変更してKリーグに参入した新興クラブ。

2020シーズンには元Jリーガーの北朝鮮代表FWアン・ビョンジュン(31、釜山アイパーク)や日本人MF石田雅俊(26、大田ハナシチズン)が在籍し、Kリーグ2(2部)の昇格プレーオフを勝ち抜いて5年ぶりに1部昇格を達成した。

今シーズンも昇格組ながら上位に食い込む健闘を見せ、ファイナルA(上位グループ)、ファイナルB(下位グループ)と6チームずつ分かれてのファイナルラウンドではクラブ史上初めてファイナルA入り。

最終順位も12チーム中5位とし、同じ水原市をホームタウンとする名門の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス(6位)より高い順位でシーズンを終えた。

チームを率いるのはシドニー五輪韓国代表キャプテンで元京都サンガF.C.のキム・ドギュンで、元鹿島アントラーズ、京都のイ・ジョンスが首席コーチを務める。

キャプテンは元横浜F・マリノス、ガイナーレ鳥取のDFチョン・ドンホ(31)。ほかにも、DFパク・チュホ(34/元水戸ホーリーホック、鹿島、ジュビロ磐田)、FWヤン・ドンヒョン(35/元セレッソ大阪、アビスパ福岡)、MFジョン・チュングン(26/元横浜FC、ファジアーノ岡山、FC町田ゼルビア)、DFキム・ボムヨン(31/元モンテディオ山形、サンフレッチェ広島、清水エスパルス)、GKユ・ヒョン(37/元栃木SC)と、元Jリーガーが多数在籍している。

【写真】日本人選手も驚いたイ・スンウの衝撃イメチェン

【関連】イ・スンウの“神トラップ”にファン興奮

【関連】イ・スンウ、久保建英のゴールに「いいね」

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集