バルセロナ下部組織出身でかつては“韓国のメッシ”と呼ばれたFWイ・スンウ(23、ポルティモネンセ)が、圧巻のテクニックを披露して話題を呼んでいる。
今回、U-24韓国代表に選ばれたイ・スンウは、ポルティモネンセでのシーズンを終えて韓国に帰国。
来る6月12日と15日に国内で行われるU-24ガーナ代表との国際親善試合2連戦に向け、現在もトレーニングに励んでいる。
そんななか、韓国代表の公式ユーチューブチャンネル『KFA TV』は6月1日、招集前に帰国した一部の海外組による練習風景を公開。A代表率いるパウロ・ベント監督が見守るなか、FWソン・フンミン(28、トッテナム)らが練習に励む様子が映し出された。
その練習後、元ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン(31、アル・サッド)が「今は誰が1位かな?」と切り出したのを皮切りに、選手たちの間で“トラップ大会”が開かれた。スタッフが手で高く放り投げたボールを、誰が一番上手にトラップできるか競うといったものだ。チョン・ウヨンのほかでは、FWファン・ヒチャン(25、ライプツィヒ)やMFクォン・チャンフン(26、水原三星ブルーウィングス)がトラップに挑戦していた。
そこに、トレーニングウェアを首にかけ、スポーツドリンクを片手に持ったイ・スンウが登場。「飲みながらやるんですよ」と余裕たっぷりの様子でボールを要求すると、スタッフが浮かせたボールを何食わぬ顔でトラップし、自分の足元にピタリと止めてみせたのだ。
これには周囲のスタッフも驚がく。興奮した様子で感嘆の声を上げるなか、イ・スンウは「ま、こういうのは飲みながらやるものですよ」と、“できて当たり前”といった表情を見せていた。
この動画はアップロードから現在まで約28万回の再生回数を記録。コメント欄には「イ・スンウのタッチが一番良かった」「やはり別格」「ランニングシューズであのトラップって…」「マルセロを見ているかのよう」と、イ・スンウを絶賛する反応が多く寄せられていた。
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