勝てば浦和レッズと同組!ACLプレーオフでブリーラムと戦う大邱FCの覚悟「決勝のつもりで戦う」

2022年03月15日 サッカー #ACL #Kリーグ

韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCを率いるブラジル人指揮官のアレシャンドレ・ガマ監督が、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフでの必勝を誓った。

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大邱FCは本日(3月15日)、ホームの大邱フォレストアレーナ(DGB大邱銀行パーク)で行われるACLプレーオフでブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦する。

この試合で勝利した方は、ACLグループステージは浦和レッズ(日本)、山東泰山(中国)、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と同じグループFに入る。

「我々がどれだけ優れたチームであるか…」

グループステージ進出をかけた一戦を控え、試合前日の14日に行われた大邱FCの記者会見には、ガマ監督とブラジル人FWエジガル(35)が出席。

ガマ監督は「(今回のプレーオフは)決勝戦と同じ意味を持つ」とし、「非常に重要なマッチだ。相手はとても強いので、しっかり準備しなければならない」と決意を伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)アレシャンドレ・ガマ監督

過去には韓国代表コーチを務めたこともあるガマ監督は、2014~2016年と2020~2021年の2度に渡り、今回対戦するブリーラムを率いた経験がある。ブリーラムとは昨年12月に契約が終了し、同月のうちに大邱FCの新監督に就任することが発表された。

新天地で早速迎えた古巣との対戦に、ガマ監督は「ブリーラムについて多くのことを知っている。今は大邱FCに所属しているだけに、我々がどれだけ優れたチームであるかを見せたい」と自信を見せた。

ブリーラムには、横浜F・マリノスやヴィッセル神戸で活躍したタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(32)や、元神戸のケニア代表FWアユブ・マシカ(29)など、タイ国内トップレベルの選手が数多く揃っている。実際、現在行われている国内リーグでも首位を走っている。

「ブリーラムには代表クラスの優れた選手が多い」と相手を高く評価したガマ監督。「しかし、サッカーは11人でやる競技だ。特定の選手に集中するより、すべての選手をチェックしている。もちろん、彼らも私の考えをよくわかっているだろう。選手たちと一緒に我々が準備した試合をお見せしたい」と伝えた。

元Jリーガー、日本人も所属する大邱FC

ガマ監督だけでなく、同席したエジガルも元ブリーラムの選手だ。ブリーラムには2018年に在籍し、ACLでは全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースやセレッソ大阪と対戦した経験がある。大邱FCには同年夏にレンタル移籍で加入した後、翌2019年に完全移籍した。

「ホームの利点を生かして良い試合をしたい」と語るエジガルは、「今回の対戦は韓国、そして大邱を代表して戦う試合だ。相手を尊重し、グループステージ進出のために最善を尽くしたい」と意気込みを述べた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)エジガル

今季の大邱FCには、元ジュビロ磐田、ガンバ大阪の元韓国代表FWイ・グノ(36)をはじめ、元京都サンガF.C.、徳島ヴォルティスのGKオ・スンフン(33)、元ベガルタ仙台、福島ユナイテッド、ガンバ大阪のGKイ・ユノ(22)、元松本山雅FCのDFジョ・ジヌ(22)、元サガン鳥栖のMFアン・ヨンウ(30)といった元Jリーガーが在籍。

ほかにも、昨季ACLで活躍を披露したFWセシーニャ(32)、MFブルーノ・ラマス(27)といったブラジル人選手や、高校卒業後6年間モンテネグロでプレーし、今季に新加入した日本人MF鈴木圭太(24)、韓国代表左サイドバックのDFホン・チョル(31)といった選手も所属している。

今季Kリーグでは開幕から5試合を終えて2勝1分2敗とし、12チーム中6位につけている大邱FC。はたしてクラブ初の2シーズン連続ACL出場を成し遂げることができるのか、注目の試合は19時30分キックオフ予定だ。

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