韓国女子代表の準決勝の相手がフィリピン女子代表に決まった。
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インドで開催されている女子アジアカップで、韓国がベスト4進出に成功した。1月30日にシュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックスで行われた準々決勝で、韓国はオーストラリアに1-0で勝利。
FIFAランキングで18位の韓国が、アジアカップ参加国中最高位の11位につける“格上”オーストラリアを破って見せた。
これにより、2023年にオーストラリアとニュージーランドで行われる女子ワールドカップへの出場権を獲得。3大会連続4度目のW杯出場を決めた、
そんな韓国の準決勝の相手はフィリピンだ。準々決勝で台湾と対戦したフィリピンは、延長含む120分間を1-1で終えた後、PK戦を4-3で制した。
フィリピンはFIFAランキング64位と、客観的な戦力を見れば韓国より劣るとみられる。
ただ、フィリピンは史上初の女子アジアカップ4強入りとW杯出場権獲得という“二兎”を得た。加えて、グループステージではFIFAランキング38位のタイ、準々決勝では同39位の台湾を破るなど、“格上”相手に次々と勝利を収めた。このため、韓国としては決して警戒を緩めてはならない。
韓国はフィリピンとの通算対戦成績で2戦全勝。直近の対戦は前回の2018年女子アジアカップの5位決定戦で、当時は5-0と大勝した。
韓国率いるコリン・ベル監督は「(オーストラリア戦を)分析し、できるだけ早く回復することに集中しなければならない」と述べた。エースのMFチ・ソヨン(30、チェルシー)も、「ベスト4に進出したのだから、決勝まで進めるよう最善を尽くしたい」と意気込みを伝えた。
女子アジアカップにおける最高成績は2003年大会の3位と、過去一度も決勝に進出したことがない韓国。はたして、フィリピンを破り史上初めて決勝に駒を進められるのだろうか。
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