ソン・フンミン、10年在籍のトッテナム退団確実?韓国ツアー後に本格交渉、新天地は米MLSが最有力

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの米メジャーリーグサッカー(MLS)進出の可能性が高まっている。

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7月29日、MLS専門記者のトム・ボガート氏によると、ロサンゼルスFCがソン・フンミンとの個人交渉で進展を見せているという。

ソン・フンミンにはこれまでサウジアラビアからの関心も伝えられていたが、本人はMLSでのプレーをより前向きに考えているという。そこでロサンゼルスFCが積極的に交渉に臨んだことで、ソン・フンミンも肯定的に移籍を検討していることがわかった。

トッテナム側にソン・フンミンの移籍を阻止する意思はなく、移籍が実現する可能性は高いと見られている。

ソン・フンミンとトッテナムの契約は残り1年。トッテナムとしては、ソン・フンミンを放出して移籍金を手にできる最後のタイミングと言える。仮に今冬の場合、来年夏にはフリーとなるため資金を投じるチームは少ないものと見られる。

2015年夏の加入から在籍10年、“クラブレジェンド”の一人とされるソン・フンミンだが、今夏の移籍市場がチームを離れる最適期と判断する雰囲気もある。新たにトーマス・フランク監督が就任し、チームに変化が訪れているなかで、30代中盤に突入するソン・フンミンとしても新たな挑戦を選ぶ良い時期と言えるだろう。

ソン・フンミン
(写真提供=OSEN)ソン・フンミン

MLSという舞台が新天地として適切という見方もある。過去にもデイヴィッド・ベッカムやズラタン・イブラヒモビッチ、スティーヴン・ジェラードといった世界的スターが、キャリアの晩年をアメリカで過ごしてきた。

現在もインテル・マイアミのリオネル・メッシやルイス・スアレスを筆頭に多くのスター選手がプレーしている。ソン・フンミンもその一員として仲間入りするに値する。

もっとも、ソン・フンミンの正式な移籍時期はトッテナムのアジアツアー終了後になる見通しだ。

トッテナムは7月31日に香港でアーセナル、8月3日に韓国ソウルでニューカッスル・ユナイテッドとのプレシーズンマッチを控えている。ソン・フンミンはこれらのスケジュールを終えた後、ロサンゼルスFCと本格的な契約に臨むものとみられる。

◇ソン・フンミン プロフィール

1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。2021-2022シーズンにアジア人初のプレミア得点王に輝いた。愛称は「Sonny(ソニー)」。

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