ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が“3打席連続三振”の屈辱を味わった一方、“11試合連続出塁”を達成した。
大谷は4月7日(日本時間)、敵地シチズンズ・バンク・パークで行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打、1得点、1四球を記録した。
1回の1打席目は、フィリーズ先発クリストファー・サンチェス相手に4球目のチェンジアップで空振り三振。先頭打者で迎えた3回の2打席目も、2ボール2ストライクから5球目のチェンジアップに手が出て再び三振を喫した。
そして、5回の3打席目も空振り三振に倒れ、まさかの3打席連続三振となった。
それでも、7回無死一塁の4打席目ではフルカウントの末に四球を選び出塁し、開幕から11試合連続出塁を達成。続くムーキー・ベッツの左中間二塁打、テオスカー・ヘルナンデスの犠飛でホームに戻り得点を挙げた。
ただ、9回の5打席目は一ゴロに倒れ、これで2試合連続の無安打に終わった。試合はドジャースが7-8で敗れている。
同日、ドジャースは1回二死からトミー・エドマンが左前安打で出塁すると、テオスカー・ヘルナンデスが2ラン本塁打を放ち先制。対するフィリーズも3回、3連続四球で無死満塁のチャンスを得ると、ブライス・ハーパーの適時打で1点を返し、ドジャース先発タイラー・グラスノーの暴投もあって2-2の同点に追いつく。
その後、マックス・ケプラーが四球を選んで再び満塁となると、ドジャースがグラスノーを下げてアレックス・ベシアをマウンドへ送ったが、フィリーズ5番ニック・カステラノスがベシアの投じた1球目をスタンドへと運ぶグランドスラムを放ち、フィリーズが6-2と逆転に成功した。
以降、ドジャースはヘルナンデスが4回にソロ本塁打、5回に適時二塁打を放ち4-6と点差を縮め、7回には無死一、二塁からベッツの二塁打で5-6。そしてヘルナンデスの犠飛で6-6の同点に追いつくと、ウィル・スミスの二塁打で7-6と再びリードを得る。
ただ、フィリーズが7回一死一、二塁からブライソン・ストットの左前安打で再度同点に追いつくと、エドムンド・ソーサの三ゴロの間に1点を加え、最終的に勝利を収めた。
(記事提供=OSEN)
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