ACLの完全中止の可能性にも言及。「東京五輪の延期でAFCも慎重」とKリーグ関係者

新型コロナウイルスの直撃を受けたアジアサッカー連盟(AFC)が、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の再開時期を検討したものの、2020東京五輪の延期とあいまって慎重論に重きを置いている。

AFCは今年2月、新型コロナウイルスに揺れた中国クラブが属する4試合だけを4月から5月に延期したが、3月から世界的に新型コロナの影響が大きくなったため、グループリーグの第3~第6ラウンドの日程を5月以降に延期した。

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しかし事態がなかなか静まらない上、国別で感染差が大きく、日程調整に苦労している。

韓国、中国、日本を中心とする東アジア諸国は、5月のリーグ再開または開幕を考慮しているが、選手の相次ぐ陽性判定が出て揺らいでいる。

中東諸国で構成された西アジアでは、新型コロナウイルス拡散の勢いがピークに達している。

欧州サッカー連盟(UEFA)がUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグなど欧州クラブ対抗戦を無期限延期したように、AFCも今すぐ日程調整をするのは容易ではなさそうだ。

しかも、東京五輪が1年延期されたことが決定的だ。

韓国プロサッカー連盟のクラブ支援セクションのパク・ソンギュンチーム長は、「AFCは3月20日頃、新しい日程を発表しようとした。しかし東京五輪の延期に関する話が盛んに行われていた時期だったので、慎重に見守っていたという。結局、東京五輪が延期されたが、こうした状況で5月からACLを再開するのが正しいかについて、内部的に頭を悩ませているようだ」と話した。

「リーグが止まった。もう収入がない」と嘆くクラブ代表も

感染の憂慮はさておき、外国人の入国制限措置など、国ごとに対応方式が異なることも、調整が難しい点だ。

最近は日本のJリーグ・ヴィッセル神戸の酒井高徳が陽性判定を受けたが、それだけではない。

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