なお、第37節のベストイレブンには、かつて清水エスパルスに在籍し、現在は水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスでプレーするDFイ・キジェ(31)が選ばれた。
イ・キジェが所属する水原三星は16日、ホームの水原ワールドカップ競技場で水原FCと対戦。元川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド市原・千葉、ツエーゲン金沢、ロアッソ熊本の北朝鮮代表FW安柄俊(アン・ビョンジュン/32)などのゴールで3-0と勝利した。
これで勝ち点41の12チーム中10位とし、残留圏内の9位FCソウル(勝ち点43)と2ポイント差に迫った。22日の最終節で金泉尚武(キムチョン・サンム)と対戦する水原三星は、この試合で勝利し、同日にFCソウルが敗れれば、逆転での1部残留が決まる。
Kリーグ2第44節(最終節)のMVPは釜山(プサン)アイパークのMFチョン・ウォンジン(28)だ。
チョン・ウォンジンは10月15日、木洞(モクドン)総合運動場で行われたソウルイーランドFC対釜山の試合で決勝ゴールを決め、釜山の1-0の勝利に貢献した。
第44節のベストマッチは、15日に安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース対大田(テジョン)ハナシチズンの試合だ。
この日の試合は、大田がFWレアンドロ(27)とMFイ・ジンヒョン(25)のゴールで前半のうちに2点リードを奪う。後半14分には安山がDFクォン・ヨンホ(30)のゴールで1点差に迫るが、最終的には大田の2-1の勝利に終わった。
勝利した大田は、第44節のベストチームに選ばれた。
以下、Kリーグ1第37節、Kリーグ2第44節のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:オ・ヒョンギュ(水原三星ブルーウィングス)、マルティン・アダム(蔚山現代)、チョ・ギュソン(全北現代モータース)
MF:イ・チョンヨン(蔚山現代)、イ・ジョンソン(水原三星ブルーウィングス)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
DF:イ・キジェ(水原三星ブルーウィングス)、デルブリッジ(仁川ユナイテッド)、コ・ミョンソク(水原三星ブルーウィングス)、ソル・ヨンウ(蔚山現代)
GK:キム・ヨングァン(城南FC)
―Kリーグ2
FW:レアンドロ(大田ハナシチズン)、プラナ(全南ドラゴンズ)
MF:チョン・ウォンジン(釜山アイパーク)、イ・グァンジン(慶南FC)、チョン・ホヨン(光州FC)、イ・ジンヒョン(大田ハナシチズン)、イ・ヒョンシク(大田ハナシチズン)
DF:パク・ジェファン(慶南FC)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、ユン・ジヒョク(富川FC 1995)
GK:パク・ハングン(忠南牙山FC)
(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)