Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、10月16日に行われたKリーグ1(1部)第37節、15日に行われたKリーグ2(2部)第44節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
【写真】韓国でプレーする元浦和FWが“愚行”で一発退場…何をした?
Kリーグ1第37節のMVPは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のハンガリー代表FWマルティン・アダム(27)だ。
アダムは10月16日、春川(チュンチョン)松岩(ソンアム)スポーツタウンで行われた江原(カンウォン)FC戦で1ゴール1アシストを記録し、蔚山現代を2-1の勝利に導いた。
0-1で迎えた後半29分、アダムはFWオム・ウォンサン(23)にヘディングでパスをつなぎ、同点弾につながるアシストを記録した。
また、後半40分にはコーナーキックの場面でDFキム・ギヒ(33)が頭で落としたボールを体で押し込み、逆転ゴールを決めた。この日、アダムは蔚山現代の2ゴールに関与する大活躍で勝利に貢献した。
この日の試合は、江原FCと蔚山現代が激しい攻防を繰り広げた。後半20分にFWキム・デウォン(25)のPK成功で江原FCが先制したが、その後オム・ウォンサン、アダムの連続ゴールで蔚山現代が逆転勝利を収めた。
熱戦となった江原FCと蔚山現代の試合はベストマッチに選ばれた。また、勝利を手にした蔚山現代はベストチームに選ばれた。
蔚山現代はこの日の勝利で、17年ぶりのKリーグ1優勝を確定させた。